「彼方さんの笑顔はもっと、明るくて、かわいらしくて、こちらまで釣られて笑ってしまうくらい、魅力的で……っ!」
紅の少女は胸にわだかまる思いを、荒々しい声にして吐き出す。
「それが……なんですの、あのザマは……!」
やがて、荒々しくはねた髪を片手でくしゃくしゃとかき乱し。
「あの、バカ猫……!」
世界の乱す"ノイズ"を人知れず倒す魔法少女たちのお話の第七弾。今回は、姿を消したモエルを巡り、彼方、留真、依、いいんちょ、エフェクト、此方が、それぞれ思いを抱きながら動くお話。モエル編クライマックスです。
これは熱かった!
バラバラに動いているように見えて、みんなが動く言動となった「想い」には、ワンシーンごとに鼓動が熱くなり、目頭が熱くなります。かなたんがどれほど好かれているか。仲間がどれだけ大切であるかがこれ以上なく伝わってきて、ほんと良かったです。
それにしても、かたなんにとって、モエルの存在がどれだけ大きいかを知らされたお話でしたね。普段の言動は、ただのエロ猫なのに、かなたんに託した夢が見えてくると、じわっとくる。
知っていながら此方があえて動かなかったのは、かなたんの想いを自覚させるためだったんじゃないかしら。
魔法少女として、みんなの笑顔を守るために戦う決意をしたかなたんの笑顔が、ほんと素敵でした。彼の笑顔のために、戦った留真ちゃんにも良かったねと言いたくなります。これからも、みんなと共に、戦っていってほしいですね。
それにしても、一番の謎はやはり此方か。彼女が何を知っているのか気になるばかり。
おと×まほ 7 (GA文庫 し 2-7)
白瀬 修
ソフトバンククリエイティブ(文庫)
Amazon | bk1
関連エントリー
[白瀬修]
[おと×まほ感想一覧]
[GA文庫]
[ライトノベル]
Trackback:0
- TrackBack URL for this entry
- http://www.booklines.net/mt/mt-tb-t.cgi/2972
- Listed below are links to weblogs that reference
- [白瀬修] おと×まほ 7 from booklines.net








