「ええと、ご飯置いとくよ」
「食べないからいい」
「あ、ごめん、もう食べちゃったの?」
「う、そ、そう、さっき―」というイヅナの言葉を遮って、ぎゅるぎゅるとお腹が鳴る音が聞こえた。「わわわわ」ドアの向こうでばたばたという気配。
「い、今のはニコニコ動画の音だからな!」 どんな動画だよ。
著者である杉井光さんが、普段一緒に仕事してるらしいお仲間を、美少女な妖怪や男前な種馬、暴走する吸血鬼に見立てて、締め切りに追われながら、遊んだり遊んだり遊んだりしてるお話を描いたシリーズの第二弾。今回は、ダイエットを誓うイヅナを審査員としたラーメン対決と、五人のメンバーでの沖縄旅行、美少女モード少年・ジンが北から池袋にやってきて、というお話が収録されています。
ああ、ニヤニヤする。イヅナの嫉妬モード全快のシーンは、毎度毎度楽しく、鈍いヒカルが振り回されながらも、最後にはイヅナのことを考えてあげるところに悶えてしまう。喧嘩ばかりしてるように見えるけど、ほんと仲いいですよね。ずっと眺めていたい気分。
それにしても、ラーメン対決話は、読んでるとラーメンが食べたくなるなあ。みんなの食べっぷりが美味しそうなんですもん。ポリバケツな人はともかくとして、太ってダイエットすると言い出してたイヅナも、思わず食べてしまう気持ちがよくわかります。まさかあのクールなデニ子さんまでとはなあ……恐るべしラーメンの魅力。
沖縄旅行では、男爵がかなりハッちゃけていたように思いますが(棺桶に入る前に日焼け止め塗っておこうよ!)、ここでも人外に好かれるヒカルのモテっぷりが楽しかった。ちゃーんとイヅナもかけつけてあげるんですもん。
妖怪な幼女のヒカリの話はちょっと切ない物語でしたけど、亜里沙さんとヒカルの取り計らいで、訪れる別れを避けられたのがよかったです。テレフォンショッキングの呼びかけに、照れくさくも温かかった。
北海道からやってきた玄武のジンが池袋に住みたいと思ってあちこち駆け回るお話は、これぞ池袋組なお話って感じだったかな。様々な人と出会いながら、ちょっとずつ友達が増えていくジンの様子をみてると、むしろ彼を主人公にした物語のほうが面白いんじゃないかと思ってしまったのは秘密。おともだちハグっていいですね。
すがの美少女……じゃなかった少年のジンも、ヒカルとイヅナの牙城を崩すのは難しかったみたいですけど、男相手でも嫉妬するからイヅナ可愛いよイズナ(ああ、言ってしまった!)。
ばけらの!2 (GA文庫 す 2-2)
杉井 光
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- イズナ可愛いよ。イズナ「ばけらの!(2)」[杉井光] from ちょいヲタ?バスタア日記 2009-01-29 (木) 21:07
- イズナが可愛いすぎる。ニヤニヤが止まりませんでした。最高 ネトゲばっかりやってたりする、ダメダメなの







