「モエルちゃん。怖くなったら……思い浮かべなさい。
アナタが喜んでほしい、大切な人の笑顔を」
世界の乱す"ノイズ"を人知れず倒す魔法少女たちのお話の第六弾。今回は、彼方の誕生日の様子と、モエルの秘密が明かされるお話です。
うーん、ちょっと物足りないかなあ。いや、楽しいんですよ。いつもながらのドタバタ騒ぎと、かなたんを巡る女の子たちのお話は(と思ったけど男もいたか)。特に誕生日ってことで、みんながかなたんのために、どんなプレゼントがいいかを考えて渡すあたりは、温かくなるものがありました。なぜか、かなたんがミニスカサンタの姿で、みんなそれに萌えてましたことを抜かせばね!
ちなみに今回の一番やばいセリフは「アナタって人はとうとう絆創膏を服と呼ぶように?」だと思います。誰が何をやられたかは、各自でご確認を。
話しそれた。
そんなこんなで、みんなで楽しく平和にやっていたのに、ノエルだけが浮かない顔をし始めて、というところから、不穏な空気が流れていくんですが、物語が動いたのが、後半も後半だったので、ちょっとね。コミカルなやり取りは楽しいけど、長く続くと退屈になってしまうので、もうちょっと早く動いてくれたらなと思わなくもない。
ともあれ、ノエルの秘密を知ってからも、変わらずに家族として愛するかなたんの心の叫びは、熱いものがありましたが、それが更なる危機を呼び寄せそうで、なんとも大変です。ノエルとしても……辛いものがありますよね。
二人の間にすれ違いが生まれてくるのを感じますが、今後かなたんたちと「指揮者」たちが、どう関わってくるのか気になりますね。話が大きく動きそうな予感がヒシヒシ。
おと×まほ 6 (GA文庫)
白瀬 修
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