Home > ライトノベル > [白瀬修] おと×まほ 3

[白瀬修] おと×まほ 3

ついに始まる文化祭。Bクラスのみんなで盛り上がっていたところに、Aクラスの委員長がやってきた。
「私たち一年Aクラスは……Bクラスに、決闘を申し込みます。彼方様を賭けて」
そして、文化祭の売り上げによる勝負が始まった。驚く彼方を余所に。
依や留真、さらには彼方の最終兵器な衣装もあって、大盛り上がりした文化祭。楽しく思いながら、何かが足りないことに、彼方は気づいた。そういえば、いつも、このクラスをまとめている彼女は……?

世界の乱す"ノイズ"を、人知れず倒す魔法少女たちのお話の第三弾。今回は文化祭と、いいんちょのお話です。

ああ、もう楽しい。家にいれば依と留真とモエルが、学校にいけば丈が騒動を引き起こしてくれるので、笑いが絶えません。特に今回は文化祭ってことで、クラス全員が盛り上がってるところに、隣のクラスの古伊万里さんが、かなたんを賭けて、勝負を仕掛けてくるんだから、もう最高。白姫会なるものの存在といい、かなたんを守ろうという発想といい、バカだ、こいつらバカだと思いながら、大いに楽しませていただきました。
依と留真まで参加してくれたときに、ですの娘大好きな自分を再確認。

で、あまり意識してなかったんですが、そういえば……と思ってたいいんちょが、ついに立ち上がりましたか。名前すら知らない間柄だったことには、ちょっとショックだったなあ。かなたんも混乱もわかる気がする。
でも、その言葉の強さとは裏腹に、どこか悲しげなものも感じて、いったいどんな事情があるのかと悶々させられましたが、やっぱり、かなたんはいいなあ。あのとき、あの場面で、彼女に対して「友達」という言葉を使える心の強さが素敵でした。

ただ、それだけじゃ、いいんちょの闇は晴れることなくて、彼女の抱えてる闇の大きさには、その力の大きさには、どうなることかと思いましたが、ここで、かなたん母のこなたんが出てきてくれるとは思わなかった。この能天気っぷりと、最強っぷりが素敵です。かなたん大好きっぷりも。見てるこっちが恥ずかしくなる。それでも、敵の強さを知りながら、いまだ力及ばないかなたんを送り出すところに、子供に対する信頼が見えました。

かなたんは、怒ると強いんだよって展開は、いつもながら熱くて良かったですが、それにしても、まさかあんな技(?)を使ってくるとは予想してませんでした。いや、たしかに、そういう話はあったけど……。な、なんだろう。このもやもや感は。
これが一巻であれば、ある意味、僕が望んでいたものだったようにも思うんだけど、ここまで話が進んでしまうと、むしろ違和感バリバリ。

とまあ、最後の戦いには納得いかないものがありましたが、それでも、最後におさげを揺らすいいんちょの姿が見れたときには、すっごく嬉しくなりました。
今まで続いてたお話としては、これで一区切りついた気がするけれど、次はどうするんだろう。やっぱり、かなたんの秘密にせまるとか、そういうお話になるのかしら。

おと×まほ 3 (GA文庫) - 白瀬 修

おと×まほ 3
白瀬 修

ソフトバンククリエイティブ(文庫)
Amazon | bk1


関連エントリー
[白瀬修] [おと×まほ感想一覧] [GA文庫] [ライトノベル]

Home > ライトノベル > [白瀬修] おと×まほ 3

Trackback:1

TrackBack URL for this entry
http://www.booklines.net/mt/mt-tb-t.cgi/2188
Listed below are links to weblogs that reference
[白瀬修] おと×まほ 3 from booklines.net
おと×まほ(3) from Alles ist im Wandel 2008-01-22 (火) 11:22
おと×まほ 3 (GA文庫 し 2-3)白瀬 修 ヤス ソフトバンククリエイティブ 2007-12-15売り上げランキング : 4516Amazonで詳...

Comment:2

尾張 2008-01-15 (火) 19:01

はじめましてdeltazuluさん。
最後の変身は余計でしたよね。
第一部完ってところだから使ったっぽいので今後
はもうやめてほしいですね。

deltazulu 2008-01-15 (火) 20:33

はじめまして尾張さん。
僕は女装ものってあまり好みじゃないんですが、それでも、最後にああなっちゃうのは、ちょっと……と思ってしまいました。
今後どうなっていくのかわかりませんが、できれば元の道を歩んでほしいなあ。

Comment Form
Remember personal info

Home > ライトノベル > [白瀬修] おと×まほ 3

Search
お気に入り

超能力者との恋と青春!

超能力者のいた夏 (メディアワークス文庫) - 寺本 耕也

超能力者といっても何が変わるわけじゃない。ちょっぴり驚くことも多いけれど、寮生活を共にするうちに打ち解けあう姿がすばらしかった。みんな魅力的でこんな寮に住んでみたいと、そう思える青春ものでした。→感想


糖度パネエ!

悪魔のような花婿 (コバルト文庫) - 松田 志乃ぶ

悪魔伯爵と呼ばれた男に嫁入りした泣き虫姫の新婚ライフ。可愛らしくていじらしくて気恥ずかしくてニヤニヤして、喧嘩すら微笑ましい。読んでて砂を吐きそうになるぐらい甘いやり取りばかりだけど、羨ましくて楽しくて続きが読みたい。大好き。 → 感想


青春の下校ライフ!

484013250X484013426X

男一人に女の子三人で下校する。ただそれだけのお話なのに、楽しんでる様子が伝わってきてほっこり温かい。毎日一緒にいるのに、ひょんなことから意外な素顔を見て……みたいなのはいいですね。ほんのりある恋愛要素もニヤニヤです。→ 一巻感想 / 二巻感想


江戸時代。新たな暦を作る偉業を成し遂げた渋川春海の物語。

天地明察

最高傑作!碁打ちであり、算術家でもある男が、打ちのめされ挫折して挫折して挫折して、でも夢を忘れられず、立ち向かう姿に、どれほど興奮させられたか、泣かされたことか!さりげなく描かれる恋も素晴らしく、読み終わりたくないとこれほど思った作品はありません。 → 感想


左遷された北嶺で隠居生活を堪能しようとした史官ヤエトの前に、皇女が太守としてやってくるお話。

翼の帰る処 上 (1) (幻狼FANTASIA NOVELS S 1-1)翼の帰る処 下 (3) (幻狼FANTASIA NOVELS S 1-2)

中間管理職的苦労に悩まされるヤエトの姿がとても楽しいですが、それだけじゃなく、北嶺と帝国の歴史的秘密が見えてくる展開に興味を惹かれること請け合い!超オススメです!→上巻感想 / 下巻感想


普通の社会人であるこかげが、異世界の騒動に巻き込まれるお話。

wonder wonderful 上wonder wonderful 下

やさしさで涙する物語でした。あ、もう最高!王宮話やら恋愛要素やらも非常に楽しく、読み進めるにつれてゴロゴロ転がりまわりたくなること必至です!今年一番のオススメ!→感想 上/ 感想 下

なかのひと

Page Top