チャイムが鳴り、ドアを開けたら、そこにはオズがいた。無事で良かったと心から思っていたら、なんと、オズは大介の隣の部屋に引越してきたのだ!クラスメイトやら知り合いやらに反感を食らって、学校内では大騒ぎ。しかも、外では「猿人」に勝ったという噂が流れているようで、大介はストリートファイトな連中に狙われるようになり……
ここで終わるか!?あまりにいい場所で終わられてしまって、どうしてくれようかと思いましたよ。あー気になる、ほんと気になる。新刊が出るという10月まで待てば良かった。
オズが戻ってきて、さあ、これで元通りと思ったら、亜夜が教師となって学校へ入ってくるところには笑いました。異局の仕事をしているときは格好いいのに、人前だと上がりまくるなんて意外すぎですが、何気に教師役にハマってくところは良かったですね。
場合によっては敵対することになる大介ともはじめは緊迫感あったけれど、次第に仲間的な感じになっていったところが印象的でした。夏祭りに行くことになったら準備に勤しむあたり、微笑ましいったらないです。
新たに入った仲間の沙織のことや、再びジェットボードを手に取った大介など、いろいろ動きがありましたが、やっぱり一番印象に残るのは、オズと大介のやり取りかな。仲間なんだけど、冷酷で、時に凶暴な面を見せるからか、なんとなく緊張感ありますね。
ただ、今回はオズがかなり子供っぽいところを見せてくれることもあって、楽しいことも多かったですけど。いつの間にやら、まりんの熱意に心許してるオズがカワイイです。
大介を巡っては、喧嘩屋さんたちよりも、女性陣のほうが気になるかな。オズとの関係は言うに及ばず、まりんもかなり意識しているようだし、新規参入組の沙織も反応してるみたいだし。いったいどうなるのかしらと思って楽しく読んでたんですが、まさか大介を狙うヤツにこんな凶暴な人がいるとは。
こと、自分が狙われることよりも、周囲の人が狙われることに怒りを覚える大介が、友人のことをああ扱われて、怒らないわけがない。普段よりも、静かに、ただし決して消えることがないことを思わせる怒りが、激しく伝わってきました。
このあたりで話が終わるのかと思った僕が甘かった。まさか、早くも次なるステージへ進むとは思わなかったです。おかげで、ものすごいいい場面で終わってくれましたよ。ああ、気になる。いったいどうなるのか気になる!しかも、自身が崩壊しそうな事実まで判明するんだもんなあ……
残酷な思いに囚われてしまうんじゃないかと思いますが、ここから一体どうするのか、どうなるのか。続きが待ちきれないなんてもんじゃないですね。
シャギードッグII 人形の鎮魂歌~defeated
七尾 あきら
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