ほんとの家族みたいだった、って?
ほんとの家族でいいじゃないか。たったの二ヶ月だけれど、つまんないことで笑い合って、些細なことで怒って、一緒のことで泣いたじゃないか。
あんな哀しい笑い方が、最後に見たガブリエルさんの顔だなんて、そんなの―
さみしすぎる。
ユダの生まれ変わりだという祐太の前に、神の子を名乗る双子の聖少女、エリとレマ。さらには大天使ガブリエル、おまけに幼女化した魔王が集まってきて……借金まみれの居候たちが引き起こす騒動を描くシリーズの第三弾。今回は、天界へ連行されたガブリエルを救うために、祐太、聖姉妹、るーが天界を目指すお話。
少しは自重を!と言いたくなることばかりやってますね。セクハラ系は慣れましたが、まさかヤ○にまで手を出すとは思いませんでした。新たに登場したヨハネがロッカーって、どんなキャラだよ!と思いましたが、さらにひどい偏見に、なんてこったと呆れながら、笑っている僕がいる。
しっかし、今回はハードな展開だったなあ。ガブリエルがああなってしまったため、のんびりハーレムな話でもたせるわけにはいかないのはわかりますが、次から次へと危機一髪状態が続くから、引き込まれまくりです。よくもまあ、こんなにもスピード感を出しながら、変態な話題を繰り広げられるものだと感心してしまいますよ。
地獄にも天界にも、まともな人がいないところには、涙が出そうになりました。ベルゼブブ……頑張れ。
ヨハネがかき回してくれたおかげで、ガブリエルばかりかエリまで捕まるハメになり、さらにはレマも……と、散々な目に遭いましたが、「家族」として一緒にいたいという思いが生み出した絆が、困難を切り抜ける力になる展開が良かったです。
一度離された人たちとの再会シーンは、じわりとくるものがあったなあ。ちくしょう。やってくれる。
さて、これでシリーズとして一段落ついたのかな。できれば誰を選ぶのかってのがはっきりしてくれたらうれしかったんだけど、ま、家族ものってことで、こういう終わりでいいのかもしれませんね。楽しかったです。
さくらファミリア! 3 (3) (一迅社文庫 す 1-4)
杉井 光
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- おもしろかったーっ!前巻の続きでガブリエルさんを助けに行くお話。 シリアス雰囲気のはずが、エロネタ等











