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[杉井光] さくらファミリア!

高校一年の冬、父がとんでもない額の借金を残して失踪。
天涯孤独がけっぷちの身となったぼくのもとに、いきなり押しかけてきたのは――神の子を名乗る双子の聖少女、エリとレマ。さらには大天使ガブリエル、おまけに幼女化した魔王まで? どいつもこいつも借金を抱えていて、しかも全部ぼくのせいだという。聞けばぼくは前世で、とんでもないことをしていたらしい。
やがて迫る謎の借金取りの魔手に、ぼくらはにわか家族として無理矢理結束し、立ち向かうことになる……
二千年の時を超え、総額三億円超にふくれあがった負債との、神魔入り乱れた無駄に壮絶な戦いが今はじまる!

一迅社WEB

これは楽しかった!

まるっきり自覚はないけれど、ユダの生まれ変わりだという裕太の元に、なんだか分からないうちに、借金で結びついた人たちが、集まってくるんだけど、前世の記憶を、何とかして取り戻してもらおうと、あの手この手で、わいわい騒ぐところが笑えます。
エリが生真面目なしっかりもの、レマはじゃれつきあう甘えんぼ、ガブリエルはセクハラお色気三昧ってだけで、何かある度にどういう騒動が起きるかは推して知るべし、ですよね。

はじめは下ネタ満載で、ただただ笑える同居生活って感じのお話だったんですが、一緒に暮らしながら、困難を乗り越えていくうちに、いつの間にか、家族としての繋がりが見えるようになってきて、なんとも温かいものを感じました。いいなあ、こういうお話。

まあ、借金元が二千年前から活動しているという「三十銀貨財団」なので、取立ての嫌がらせの類も、姑息ながらも精神的にきついものがあったりするんですが、ついには共に暮らしている魔王ながら、力を封印されて幼くなってるるーしーに対して手が伸びてきてから、冗談では済まされないものが出てきて。

思わずおびえてしまった裕太は、普通の人として仕方ないことだと思います。それでも、エリたちが ―力はあっても危険であることに変わりないのに― 立ち向かう姿を見て、家族を見捨てておけないと思って動く、雄太の姿が良かったです。ぜひとも 皆に迷惑をかけまいと、ひとりで出ていたるーしーが、迎えに来てくれたことを喜ぶ姿にじんわりでした。

いやあ、面白かった。ぜひとも とってもコミカルで、とっても家族してて、ちょっとラブ要素もあってと、大満足です。ぜひとも これって続き出るのかしら?ぜひとも続けてほしいなあ。

さくらファミリア! (一迅社文庫 す 1-2) - 杉井 光

さくらファミリア! (一迅社文庫 す 1-2)
杉井 光

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さくらファミリア!(1) [杉井光] from ちょいヲタ?バスタア日記 2008-11-24 (月) 19:09
とんでもない額の借金を残して失踪した父親のせいで、 高校生にして既に人生オワタ! 一直線の祐太に 残さ

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