Home > ライトノベル > [築地俊彦] 戦嬢の交響曲 4

[築地俊彦] 戦嬢の交響曲 4

先日のラルワと八班の戦闘で、ラルワの指揮官がいたのではないか―担当教師や校長に問われたが、雪風のことを思うと、佑鹿は答えることが出来なかった。そんなある日、近所でラルワの発生が確認され、三瀧高校の学生も戦いに借り出される羽目になった。緊張感漂う中、出雲の気配を感じて、必要以上に尖る雪風だったが、出雲はさらに一歩先へ進んでいて……

思春期の少女が持つアムニスという精神体を武器として、謎の生命体ラルワを倒すことを学ぶ高校に通う少女たちの物語の第四弾。今回は、雪風と榛名の兄・出雲が、ふたりに仕掛けてくるお話です。

ラルワを使って混乱を引き起こした隙に、さりげなく接触しては、離れていくということを、のらりくらりと繰り返していたので、いったい出雲が何を目的としているのか、いまいちつかめなかったんだけど……まさか、こう来るとは思わなかった!あぁ、辛い。これは雪風にとって、ほんと辛い話になってきそう。

今まで空気のような扱いを受けていた八班が、少しずつまとまってきて、雪風も、佑鹿のことを頼りにし始めてるのが見えてきて、このまま行ってくれれば……と思っていただけに、ラストの数ページで、物語が一気に動いたところの、最悪な展開がきつかったです。
雪風のことを何かと気にかけていた佑鹿が、この件で傷ついたであろう彼女の心をどこまで支えてあげることができるのかってあたりが、今後の焦点になるのかな。いやあ、面白くなってきた!

そういえば、佑鹿は、さりげなく他の女の子とのフラグも作り上げてましたが、八班の連中や、彼の実力を知ってる特別班の人ならわからなくもないんだけど、何で、監督生の五十鈴さんがあんなにアプローチしてきてるんだろ。
ちょっと意外なんだけど、出雲の件については、プライベートなこととはいえ、結果として重要な情報を隠していたことになるから、学校やら軍から突き上げに対して、五十鈴さんがどう動いてくるか、気になりますね。

戦嬢の交響曲 4  - 築地 俊彦

戦嬢の交響曲 4
築地 俊彦

エンターブレイン(文庫)
Amazon | bk1


関連エントリー
[築地俊彦] [戦嬢の交響曲感想一覧] [ファミ通文庫] [ライトノベル]

Home > ライトノベル > [築地俊彦] 戦嬢の交響曲 4

Trackback:0

TrackBack URL for this entry
http://www.booklines.net/mt/mt-tb-t.cgi/2284
Listed below are links to weblogs that reference
[築地俊彦] 戦嬢の交響曲 4 from booklines.net

Comment:0

Comment Form
Remember personal info

Home > ライトノベル > [築地俊彦] 戦嬢の交響曲 4

Search
お気に入り

虜囚の姫と疎まれる第二王子の旅路を描くファンタジー。

花守の竜の叙情詩 (富士見ファンタジア文庫) - 淡路 帆希

オーソドックスではあるんですが、各キャラの心の変化が丁寧に描かれていて、とてもいい。切ないお話ではあるんですが、最後の心に温かいものが残りました。大切にしたい思いが詰まってるお話です。 → 感想


まさかこんな素敵な青春物語が読めるなんて!

電波女と青春男 (電撃文庫)電波女と青春男〈2〉 (電撃文庫)

甘酸っぱく、時に遣りきれない思いに苛つくこともあるけど、高いところから飛んでしまうような青春模様が素敵でした。笑いも沢山あるし、ほんと面白かった。とてもオススメ。


聡明であるが故に孤独な少女プルーデンスと、蒼い衣をまとった名無しの吟遊詩人が、鳥の塔に至る迷宮の謎に挑むファンタジー

鳥は星形の庭におりる (講談社X文庫―ホワイトハート)

世界観といい雰囲気といいハマりまくりです。知識を持つが故に、両親や兄から疎まれて、家族といても孤独を感じていた少女なんですが、それをぐっと堪えて、誇り高さを忘れない姿勢が素敵でした。続きが出てくれると最高に嬉しいです。→感想


左遷された北嶺で隠居生活を堪能しようとした史官ヤエトの前に、皇女が太守としてやってくるお話。

翼の帰る処 上 (1) (幻狼FANTASIA NOVELS S 1-1)翼の帰る処 下 (3) (幻狼FANTASIA NOVELS S 1-2)

中間管理職的苦労に悩まされるヤエトの姿がとても楽しいですが、それだけじゃなく、北嶺と帝国の歴史的秘密が見えてくる展開に興味を惹かれること請け合い!超オススメです!→上巻感想 / 下巻感想


普通の社会人であるこかげが、異世界の騒動に巻き込まれるお話。

wonder wonderful 上wonder wonderful 下

やさしさで涙する物語でした。あ、もう最高!王宮話やら恋愛要素やらも非常に楽しく、読み進めるにつれてゴロゴロ転がりまわりたくなること必至です!今年一番のオススメ!→感想 上/ 感想 下


十八番目の皇女という立場から、何も手にすることができなかった月華が、心の内に「龍」を飼う涼狐の剣舞に惚れて、剣を手にする中華風ファンタジーのボーイ・ミーツ・ガール。

DRAGONBUSTER 1 (1) (電撃文庫 あ 8-13 龍盤七朝)

淡々と語られている物語だと思っていたのに、気づけば引き込まれています。溜め込んだエネルギーが、次なる巻で爆発してくれることでしょう。背筋がゾクゾクするほど、楽しみでなりません。→感想

なかのひと

Page Top