Home > ライトノベル > [井上堅ニ] バカとテストと召喚獣 3.5

[井上堅ニ] バカとテストと召喚獣 3.5

問題を起こした罰として、プール掃除をさせられることになった明久と雄二だが、掃除をするならプールを自由に使ってもいい、というちょっとしたご褒美をもらえることに。学校のプールが貸し切り状態になるなら掃除も悪くないとして、秀吉とムッツリーニ、さらに姫路と美波を誘った。水着を見られるのは……と迷っていた女の子二人は、雄二の言葉に奮起した。
「一つ言っておくと、秀吉は来るぞ。水着姿を明久に見せに、な」
そして、イロイロと準備をして迎えた週末が始まる……

あー、笑った笑った。寝る前にちょこっとだけ読もうかなと思ったら、一気に読まされてしまいましたよ。いや、でもホント家で読んでよかったと思いました。どのページ見てもニヤニヤしちゃうし、数ページごとに吹き出しちゃうし、秀吉のイラストや明久のバカさに悶えまくってたので。ごろごろ転げまわれる場所で読むことをオススメしたいかも。

というわけで、おバカな者たちが繰り広げる学園コメディシリーズの第四弾は短編集。

  • 明久と小学生の女の子、葉月の出会いを描いた「バカとテストと召喚獣 予習編
  • 明久がラブレターをもらった?という噂にクラスが暴走する「僕と暴走ラブレター
  • 訪れたものは結婚する(させられる)という如月ハイランドへ、雄二と翔子がいく「俺と翔子と如月ハイランド
  • プール掃除の代償として遊んでもいいということで、いつものメンバー全員がプールに集まる「僕とプールと水着の楽園
  • 喫茶店でバイトすることになった四人(明久、雄二、秀吉、ムッツリーニ)が引き起こす騒動「僕とバイトと危険な週末

という五編の物語と、いつものように幕間におバカなテストやらコラム?が載ってます。

おバカな中にちょっとハートフルなところがある一編目もいいけど、暴走しつつ姫路さんの思いが見える二編目もいいけど、ムチャクチャすぎる結婚ムードに引きずられることなく、お似合いなカップルさを見せてくれた三編目もいいけど、やっぱりプール話の破壊力が一番じゃないかと思ってしまうのは、僕だけじゃないですよね?いったい秀吉の水着姿はどうするんだ?と、読んでる人なら誰もが気になったんじゃなかと思います。思うよね?

どんな話になるのかと思ったら、やってくれました。一度落胆させておいて、スキをつくなんて!秀吉の水着姿に対して、姫路さんと美波が卑怯と叫ぶところに笑いが止まりませんでしたが、まさに卑怯と言うしかない。
作者にまんまと踊らされた気分ですが、イラストまで見せられたら、グッジョブと親指を立てるしかありませんでした。おかしいな、僕は姫路さん派なのに……。
秀吉の水着姿のイラストよりも、もうひとつあとにあるイラストの破壊力がやばい。

楽しいという点では、プール話が一番でしたけど、笑えるという点では、「僕とバイトと危険な週末」が、一番かな。やる気喪失中の店長がいる喫茶店を、男四人(でも秀吉はウェイトレス制服)が切り盛りするんですが、ツボに入るボケが多くて大変でした。特に明久のドジっ子っぷりが笑えます。お客さんに励まされる姿がたまらない。

そして何より爆笑させられたのは「ミルクが切れた」ところのネタ。何分間、顔を上げられなかったか覚えていませんが、腹筋が引きつるほど笑い転げました。あー、やばい。これは何度でも思い出し笑いできるぞ。

いやあ、楽しかった。こういうコミカルなお話は大好きです。最後はいつものようにドタバタして終わり……と思ったら、新キャラが登場するかもという引きがあったので、どんな感じでかき回してくれるのか、とても楽しみ。

そういえば、土屋康太と名前を言われても誰だかわからなかった僕がいる。ムッツリーニといってくれないと。

バカとテストと召喚獣3.5 - 井上 堅二

バカとテストと召喚獣3.5
井上 堅二

エンターブレイン(文庫)
Amazon | bk1


関連エントリー
[井上堅ニ] [バカとテストと召喚獣感想一覧] [ファミ通文庫] [ライトノベル]

Home > ライトノベル > [井上堅ニ] バカとテストと召喚獣 3.5

Trackback:1

TrackBack URL for this entry
http://www.booklines.net/mt/mt-tb-t.cgi/2223
Listed below are links to weblogs that reference
[井上堅ニ] バカとテストと召喚獣 3.5 from booklines.net
バカとテストと召喚獣(3.5) from Alles ist im Wandel 2008-01-31 (木) 01:26
バカとテストと召喚獣3.5 (ファミ通文庫 (い3-1-4))井上 堅二 葉賀 ユイ エンターブレイン 2008-01-30売り上げランキング : 46...

Comment:0

Comment Form
Remember personal info

Home > ライトノベル > [井上堅ニ] バカとテストと召喚獣 3.5

Search
お気に入り

虜囚の姫と疎まれる第二王子の旅路を描くファンタジー。

花守の竜の叙情詩 (富士見ファンタジア文庫) - 淡路 帆希

オーソドックスではあるんですが、各キャラの心の変化が丁寧に描かれていて、とてもいい。切ないお話ではあるんですが、最後の心に温かいものが残りました。大切にしたい思いが詰まってるお話です。 → 感想


まさかこんな素敵な青春物語が読めるなんて!

電波女と青春男 (電撃文庫)電波女と青春男〈2〉 (電撃文庫)

甘酸っぱく、時に遣りきれない思いに苛つくこともあるけど、高いところから飛んでしまうような青春模様が素敵でした。笑いも沢山あるし、ほんと面白かった。とてもオススメ。


聡明であるが故に孤独な少女プルーデンスと、蒼い衣をまとった名無しの吟遊詩人が、鳥の塔に至る迷宮の謎に挑むファンタジー

鳥は星形の庭におりる (講談社X文庫―ホワイトハート)

世界観といい雰囲気といいハマりまくりです。知識を持つが故に、両親や兄から疎まれて、家族といても孤独を感じていた少女なんですが、それをぐっと堪えて、誇り高さを忘れない姿勢が素敵でした。続きが出てくれると最高に嬉しいです。→感想


左遷された北嶺で隠居生活を堪能しようとした史官ヤエトの前に、皇女が太守としてやってくるお話。

翼の帰る処 上 (1) (幻狼FANTASIA NOVELS S 1-1)翼の帰る処 下 (3) (幻狼FANTASIA NOVELS S 1-2)

中間管理職的苦労に悩まされるヤエトの姿がとても楽しいですが、それだけじゃなく、北嶺と帝国の歴史的秘密が見えてくる展開に興味を惹かれること請け合い!超オススメです!→上巻感想 / 下巻感想


普通の社会人であるこかげが、異世界の騒動に巻き込まれるお話。

wonder wonderful 上wonder wonderful 下

やさしさで涙する物語でした。あ、もう最高!王宮話やら恋愛要素やらも非常に楽しく、読み進めるにつれてゴロゴロ転がりまわりたくなること必至です!今年一番のオススメ!→感想 上/ 感想 下


十八番目の皇女という立場から、何も手にすることができなかった月華が、心の内に「龍」を飼う涼狐の剣舞に惚れて、剣を手にする中華風ファンタジーのボーイ・ミーツ・ガール。

DRAGONBUSTER 1 (1) (電撃文庫 あ 8-13 龍盤七朝)

淡々と語られている物語だと思っていたのに、気づけば引き込まれています。溜め込んだエネルギーが、次なる巻で爆発してくれることでしょう。背筋がゾクゾクするほど、楽しみでなりません。→感想

なかのひと

Page Top