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[田口仙年堂] ガーゴイルおるたなてぃぶ 4

ミズチってどうやってお金を稼いでいるんだろう。ふと気づいたことをひかるが調べようとしたら、喜一郎がその答えを持ってきた。なんと、ミズチは資金繰りのために、企業や著名人と接触していたのだ。それも脅迫という手段を通じて。彼らの脅迫は、もはやテロといっていい。なんとしても止めねばと、ひかるたちが決意をした直後に狛が現れたが、依然とはまるで別人のような強さを見せてきて......

錬金術師のひかると自動人形のガー助 VS ミズチの最終決戦です。

ああ、なるほど。研究を続けるには、どうしたってお金が必要で。資金難から、組織が別方面に傾いてしまったのか。なまじ研究熱心だからこその堕ち方には、思わず同情してしまうところがあります。だからといって、一線を越えていいわけじゃないですが。
かつて戦争という時代があり、「命」を兵器とした事実を思うと、今回のミズチの暴走が非道に思えますね。

というわけで、ミズチを止めるために、ひかるや喜一郎、敵対していたお七さんが動くんですが、立ちはだかる狛と、狛を扱うポチの強いこと強いこと。というか、強すぎじゃね?
正直、ひかるとガー助が倒れないことが、不思議に思うほどでしたが、どんなことがあっても諦めず、倒れても倒れても、創意工夫しながら立ち上がる姿に、熱いものを感じました。おるたなてぃぶのこういう一直線さが好きだなあ。

ただ、ラーの天秤の力で、敵の命すらいじれるところに、ちょっともやもやしたものも感じました。敵を倒すという点で言ったら、他の攻撃と変わりわないんですが、なんていうか、命というものが軽く感じられる気がして。そういうところは、ちょっとアレでしたけど、でも、そのラーの天秤があったからこそ、ガー助とひかるの繋がりが強まったんですよね。
最後の一撃が放たれるときの思いの強さにグッとしびれるものがありました。

最終巻ってことなので、もっと長いお話になるかと思ったら、サクっと話が進んでしまったところには、ちょっと物足りなさもあるんですが、ガーゴイルの裏側で、こういう出来事があったんだなという面白さが、とてもよかったです。
次に待ち受けている本編が、どんな物語になるのか、楽しみになってきましたね。

ガーゴイルおるたなてぃぶ4  - 田口 仙年堂

ガーゴイルおるたなてぃぶ4
田口 仙年堂

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 前回の「雅先生の地球侵略日誌」に続いて、今月のファミ通文庫の新刊で一緒に買った「ガーゴイルおるたなてぃぶ4」を読み終わりましたので、こちらも感想を書きますね。

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