空から女の子が降ってきた。本人いわく宇宙人だという。ひょっとしたら、彼女が『来るべき災厄』なのだろうか。凰火がとりあえず話を聞いていたら、さらに空から卵のようなものが落ちてきた。中から出てきた化物には銃も効かないので、逃げるしかない。
とりあえず、目の前にいる宇宙人のOASISと逃げていたら、彼女が突然武器に変形して、凰火の手に治まり、ザクザク敵を切り始めて……
というわけで、来るべき災厄編。凶華にも焦点が当たってますが、メインは月香ですね。
隕石やらなにやらが降り注いで、そこら中が大騒ぎになっている中、月香が寂しそうに呟くところが印象的です。
いつの間にやら、狂乱な家族が大切な存在になっていたんだなという思いには、切ないものがありますね。引きとめようとした雹霞を倒したとき、倒された雹霞よりも月香の痛みばかり見えてしかたなかったです。
このあたりの話に、紅茶と死神三番たち側、雷蝶側、強欲王側、乱崎家とOASIS、さらにオデッサ方面も入ってきてと、話が広がりで、そのわりにちょっとテンポ悪いなあと思っていたら、上下巻構成でした。やられた。
個人的に面白かったのは、乱崎家の天使である優歌が、黒く怒ってるところですね。お父さん、タジタジじゃないですか。たぶん、凶華でもかなわないんじゃないかな。大好きなお父さんだからこそ、という家族愛的なものが感じられて、微笑ましいですね。凰火は怖かったろうけど。
家族愛といえば、凶華が地下帝国に対しての思いを告げたときに、凰火が返す言葉にも温かいものがありましたね。あのシーンが一番好きかも。
月香が頬を抑えて涙ぐんでるイラストが、強烈に魅力的なんですが、そんな月香に恋を唱える人に対して、いったいどんな答えを出すんでしょうねぇ。いろいろな過去をもってそうなだけに、幸せになってくれるといいなー。
ただ、ラストがラストなだけに、なんとも波乱を予感させますね。姉上ってなんだろう。そういえば、雷蝶とか紅茶とかもまだまだ出てきてないし。このあたりの話を下巻で、どうすっきりさせてくれるのか見物ですね。
素敵な宴となることを期待したいと思います。
狂乱家族日記 7さつめ (7)
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