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[舞阪洸] 鋼鉄の白兎騎士団Ⅱ

白兎騎士団へ入団したガブリエラたち十人は、見習いとして各部署に仮配属され、やりたくない仕事や、やりがいのある仕事に精を出しているとき、副団長のレフレンシアに呼ばれた。
三番隊の二名が行方不明になったから探すのを手伝うように、と。
いまだ見習いの十人が「雛小隊」として動き始めるが、そのことが大きな事態を引き起こし始めていた……

十人が十人とも個性あふれる人たちばかりだけど、やはり飛びぬけているのが、ドゥイエンヌとジアンだなあ。
このふたり + ガブリエラの掛け合いや、副団長のレフレンシアの権力を生かしつつ、からかう姿がたまらなく面白い。幾度と無くニヤリ笑いをさせられました。外で読む場合は要注意です。

物語は一巻と同じく、プロローグとエピローグで現在を語り、間にメインとなる過去の話が展開される構成。現在も過去も前作の続きですが、現在編はまるで話が進まないので、過去編が追いつくまで待つ必要がありそうな予感。

メインとなる過去編は、入団を認められ騎士見習いとなった十人がいろいろな部署に仮配属される話……かと思いきや、二転三転する展開。輝かしきところにも闇はあるということか。
前作と比べると、ちょっと伏線がわかりすいですが、面白さは変わりません。現在編を考えれば、今回の事件の結末がどうなるかはなんとなく想像できますが、そこへ至るまでの道がどうなるのかは、意外性たっぷりのキャラばかりなので予測できません。
きっとワクワク、ゾクゾクさせてくれるでしょうね。期待に胸が膨らみます。

不満があるとすれば、出版スピードかな。あまり間を空けないで出てくれると嬉しいんだけどなあ。

鋼鉄の白兎騎士団 II - 舞阪 洸

鋼鉄の白兎騎士団 II
舞阪 洸

エンターブレイン(文庫)
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