(ち、違う。ときめいてない。絶対にときめいてない。あれは、ただ……ただちょっと、心臓が勝手にドキドキしただけ!)
歴史こそあれど力を持たぬ国パスカは、国力を高めてきたユリオス国の王レオンに、第二王女のエフィを差し出すことにした。ところが、輿入れの旅の途中で、エフィは命を狙われて……俺様レオンと元気いっぱいの少女エフィの政略結婚から始まる恋の物語。
これは楽しかった!
輿入れの途中でおそわれて、逃げ出したときに助けてくれたのが……というのは、わりとオーソドックスなように思いますが、まさか女装してたとは予想外。なんにせよ、まだ13歳ながら、政治的な物事の見方をきっちりできて、でも勢いに任せて動いてしまうエフィが、とても可愛くて素敵でした。一緒に旅したら気に入るよ、うん。
一方のレオンは、国こそ大きくなれど、若造で、周囲に支えになる人が少ないこともあって、刺々しかったりするんですが、エフィのまっすぐな視線に気になってしまうあたり、素直じゃないですね。
奔放だけど国を考えて動くセンスは、どこかエフィに似たものがあって、ああ、似たもの同士だなあなんてニヤリとする。
レオンの俺様な様子を見ては苛立ちを覚えるのに、そんな彼を見ながらだんだんと惹かれていくエフィの思いと、憎まれ口をたたきながらエフィに信頼を預けていくレオンの様子がとても良かった。
でもまだまだ二人の仲は発展途上……と思ってたら、最後の短編にやられました。あのワンシーンに至る過程は、ゴロゴロするしかないでしょう!イラストも素敵でした。
これはぜひとも続きをお願いしたいです。
関連エントリー
[甲斐透]
[ウィングス文庫]
[ライトノベル]
Home > ライトノベル > [甲斐透] エフィ姫と婚約者
Trackback:0
- TrackBack URL for this entry
- http://www.booklines.net/mt/mt-tb-t.cgi/3174
- Listed below are links to weblogs that reference
- [甲斐透] エフィ姫と婚約者 from booklines.net







