ペシャワールを数千、数万の魔物が空から襲ってきた。魔軍を迎撃する策を練っていたグバードたちパルス軍の五将だが、すべてが後手に回り、死者、負傷者は増えるばかり。後に「染血の一夜」と呼ばれる夜が始まった。
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一方、ミスル国では黄金仮面が動き出し、ヒルメスは思いも寄らぬ決断を迫られて……。
これはすごい面白い。いきなりペシャワール城における攻防が始まって、いっきに取り込まれました。あまりの劣勢っぷりに、どうなるかと思いましたが、グラーゼの仕事っぷりに賞賛です。それでも失われた命は戻ってきませんが……。失われた片割れの話には、悲しみが募ります。
それにしても、パルス内部でもいろいろありましたが、ミスルでもはげしい動きがありましたね。いやあ、ヒルメスかっこいいじゃないですか。アルスラーンとの争いに敗れたことをしっかり糧にしてますね。
ひょっとしたら、いい感じにミスルを治めるんじゃないかと思ってしまいますが、パルスを諦めるとは思えないので、どうなることやら。黄金仮面がジョーカーになりそうな気がしないでもないだけに、気になります。
シリアスな展開が続くせいか、あまり漫才がなかったのが残念ですが(しかもファランギースの出番が少ないよ!)、複数の場所での出来事が並列して描かれていく面白さは、流石ですね。読み応え抜群です。
ナルサスがアルスラーンに感じる不安はなんだろうと思いましたが、アルスラーンが自分の理想を追いすぎる、むしろ負いすぎてしまうということでしょうか。エラムとの会話の後にも不安を掻き立てる描写があっただけに、ドキドキです。
願わくば、エステルとアルスラーンには幸せになってほしいんだけど……。
次の巻では十六翼将がエクバターナに集結するようで、普通に考えれば頼もしいはずなんですが、不吉なものを感じさせる描写があるだけに不安で不安でたまりません。そろそろ欠けてくるんでしょうか。うわー、やだなー。
腕輪を持つものたちの行く末も気になるし、今回の出来事が後にどんな繋がりを持ってくるのか楽しみでしょうがないです。
暗黒神殿 アルスラーン戦記12
田中 芳樹
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- 田中芳樹 「アルスラーン戦記12 暗黒神殿」 from ゼロから 2007-10-02 (火) 21:37
- ようやくストーリーが進み始めました。アルスラーンの妃になると勝手に想像しているアイーシャが登場したり、ヒルメスにチャンス到来といった具合に進むべく方向にス...
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- ジャラル 2006-12-10 (日) 14:16
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次巻でようやく16翼将勢ぞろいとなりますが、蛇王も復活・・・・いきなり数人減りそうな(笑)。ヒルメスは覇王一直線、このままパルスに攻め込むか、それともマルヤムへ進軍してギスカールと負け組み王者の雌雄を決するか? しかしタハミーネ王妃の娘は果たして誰なんでしょね? 三つ子というのは無しにして欲しい(笑)。
- deltazulu 2006-12-10 (日) 18:17
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マルヤムを忘れてました。そうか。そっちの可能性もありますね。う~ん。
タハミーネ王妃は……どうなんでしょう。容姿だけをいうなれば……なんて予想してたりしますが、さてさてさて。








