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[竹本健治] キララ、探偵す。

博士号を取り、どこかの電子機器メーカーの研究所に勤めている従兄は、侑平は、何かと新製品のモニターを頼まれている。今日もまた新製品のモニターを頼まれたが、運ばれてきた荷物を見てびっくりした。中にはメイドさんが入っていたのだ。最新技術を駆使して作られた人間と見分けがつかない、ちょっとドジッ子なメイドロボットのキララと一緒に住むことになった侑平だが、ちょっとした事件に巻き込まれて……

umikawausoさんの感想に、いろいろ妄想してしまったので、手にとってみました。侑平とキララが関わった殺人事件、誘拐事件、ストーカー事件などを解決していくお話……で間違ってないよね?

キララの話し方が、ものすごーくぶりっ子なので、読んでてイライラしてくるんですが、だんだんと可愛さに惹かれてしまいます。裏の無い純粋な献身っぷりがいいですね。思わずうらやましくなります。企業秘密たっぷりなロボットってことで、周囲の人には、ロボットであることを話せないため、やっかみな視線を浴びたりするんですが、かわいい子が側にいるなら、同情なんてしません。ええ。

またこのメイドさんが、夜のお相手もできるように作られてるんですが、オタクでドーテイな人間が、そう簡単に手を出せるわけもなく……と思わせておきながら、始まってしまうと、フランス書院もびっくりなところがありました。いや、もちろん、そこはおまけです。ええ、おまけですとも。
umikawausoさんがコメント日記で言ってたことはこういうことか。新たな世界が開けそうな予感に、はふん。

って、話がずれた。

叔母さんが探偵事務所をやってるので、手伝う度に事件に巻き込まれるわけですが、事件を解決にキララの能力が生かされたり(もうひとつの能力でイカされたり)、侑平もただキララに頼るだけじゃなくて、結構魅せてくれるところがあったりして、楽しいですね。謎解き部分もさらりとしてるけど、結構凝ってるような。ロボット三原則とかもうまく使ってますよね。
こういうところを使って、謎なり謎解きなりがあるから、より面白く感じるのかもしれません。

始めから、キララを気に入っていた侑平ですが、姿だけではないキララの魅力と優しさに包まれていくところとか、キララもロボットでありながら、侑平に惹かれていくところが良かったです。
いわゆるメイド萌えとかそういうのとは、ちょっと違う感じではありますが(って、語れるほど詳しくないけど)、キララと侑平の純粋な思いと、ちょっとした謎と、メイドロボットの華麗なる推理と、華麗なるテクニックなどが楽しめる作品でした。

続きがあるなら、三角関係なお話とかになると面白くなりそうなんだけど、どうだろう。まあ、今も微妙に三角だったりしますが……
ああ、何か想像してたら、ほんとに続きが読みたくなってきた。でるのかなー。でてほしいなー。

キララ、探偵す。 - 竹本 健治

キララ、探偵す。
竹本 健治

文藝春秋(単行本)
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(書評)キララ、探偵す。 from たこの感想文 2007-05-05 (土) 19:32
著者:竹本健治 キララ、探偵す。価格:¥ 1,700(税込)発売日:2007-0

Comment:2

海獺 2007-03-25 (日) 21:31

読んで失敗したと思われなかったようで、ちょっと安心しています。いやまさか、あれほどエロに食いつかれるとは思っていなかったので……。
「もうひとつの能力で」の部分で思わず笑ってしまいました。続きが出てシリーズになるのか気になりますよね。

deltazulu 2007-03-25 (日) 22:14

エロはあってもなくても平気なんですが(ほんとだよ!)、ああなるとは予想してなかったので、面白く読めました。
「もうひとつの能力」は……いや、やめときましょう。僕のイメージがやばくなります。

続きが出てほしいですよねー

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