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[野尻抱介] フェイダーリンクの鯨 クレギオン 2

つかの間のバカンスを楽しんでいたミリガン運送の社員。
いつしか追手が確認され、あわてて逃げ出す三人。
もはや追いつかれると思い、逃れるためにガス惑星に紛れ込むことを決意したマージ。
ぎりぎりのところで助けてくれたのは、ガス惑星の中に住んでいた人々だった。
気さくな人々に感謝していたが、住民たちは惑星開発の連中に強制退去を命じられていた。
ならば一肌脱いでやろうか、そう思ったマージとロイドだったが……。

たどり着いた惑星で人助け。これはある意味、スタンダードなストーリィじゃないだろうか。
粗忽なロイドだけど、動くときは動く。
そういう人だからマージも止めないんだろうなあ。
この二人の関係は読んでいて楽しい。
そして今作から仲間になったメイの淡い恋の物語。
いくらなんでもひどいよ、と思うんだけど、それはそれでまあ面白かったんでいいや。
それにしても未知の生物が描かれたあの情景はすごかったなあ。
イラストがまた異様に合っていて。これだ!ってぐらい完璧でした。
これからの展開が楽しみな SF 冒険活劇シリーズ第 2 巻。

フェイダーリンクの鯨―クレギオン〈2〉 - 野尻 抱介
フェイダーリンクの鯨―クレギオン〈2〉
野尻 抱介

早川書房(文庫)
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次作の感想: アンクスの海賊 クレギオン 3
前作の感想: ヴェイスの盲点 クレギオン 1

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