コーラルからそう遠くない町でおきた暴動を治めるために、リィが都を離れていたころ、南方にある国家グランディスより、第一王子の妃として、グリンダを迎えたいという申し入れが届いた。王位継承権を持たぬグリンダとの縁談に、相手の思惑がつかめないことに困惑するウォルたちだが、リィにそんな話を持ちかけることは絶対にできない。ならば、どうやって断るべきかと、悩む国王だが……
戦女神として名高いリィに縁談を持ち掛ける各国に対して、相手の面子を潰すことなく断る方法を模索するお話。あとがきによると、同じ設定をつかっている別バージョンとのことですが、さすがにここまで同じだと、別バージョンとは思えないよなあ。
ただ、上巻と違って、結婚話をもちかけてきた国とかがちょっと違ってたり、相手の思惑もまた違ってたりと、比較的はじめてみる感じがあったので、結構面白かったです。大まかなお話は、似てますけど。
断る口実を「自分より強い人じゃなきゃ嫌」とするあたりは、素敵にリィですが、まさか代理人でダルトンが出てくるとは思わなかった。こんなゴツくて強いなんて、ぼくのダルトンイメージが!性格はそのままだったような気がしないでもないけど、よりふてぶてしいかな?。
最後は順当なところで終わってますが、やっぱりデルフィニアのほうがいいな。っていうか、デルフィニア読んだことがある人がこれ読むと、デルフィニアを読みたくなってくるんじゃないでしょうか。
たしか、ノベルズで揃えたはずなので、ちょっと本棚探してくる。
王女グリンダ 下
茅田 砂胡
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ちなみに、デルフィニア戦記はほんと面白いので、未読だったら、第一部だけでも読んでみてはどうかなとお勧めしておきます。妾腹の子であったために、陰謀によって王位と命を狙われた国王ウォルが、異世界から落ちてきた少女リィに助けられて、という玉座奪回ものです。どんな戦士でもかなわない少女の剣技によって、怒涛の展開を見せてくれる痛快な物語をぜひ。
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