Home > ライトノベル > 悪役令嬢ヴィクトリア 花咲く庭で / 菅原りであ

悪役令嬢ヴィクトリア 花咲く庭で / 菅原りであ

「差し伸べられた手を握ることは、人をあてにすることじゃないよ。信じることだと思う。花洗う雨のみんなは、信頼できる人たちだし、私もきみにとって、そうでありたいと願っている」

王室御用達の称号を得た紅茶屋「花洗う雨」のオーナーであり調香師のご令嬢ヴィクトリアの恋と紅茶の物語の第三弾。今回は、リニューアルオープンに向けて忙しく過ごす中、クラウスからプロポーズされたヴィクトリアは身を引く決意をしたが……というシリーズ最終巻です。

いい雰囲気になったり、それなりにあからさまなアプローチをしても気づいてもらえないクラウスが可哀想だなとニヤニヤしてたら、するっとプロポーズするから、おお!っとなった。どう考えても惚れているのに、身分の違いから身を引く彼女は、たぶん、いろいろな意味で怖かったんだろうなあ。

リニューアルオープン前のときもそうでしたが、やることがたくさんあって焦っているのに、他の人を頼ろうとせずに一人で抱えてしまうのは、彼女の悪いところで、プロポーズについても、まずは気持ちを確かめ合えばいいのに、ひとりで結論を下して先走って……涙するから、まったくもう。

それでも、クラウスが行方不明になり、その鍵を握るのが、町で噂の呼吸困難事件だと気づいてからは、もう汚名返上というか、何かとネガティブになってたヴィクトリアが、暴走よろしく突っ走るんだから、恋する乙女は強すぎる。周囲の人はハラハラどきどきでしたでしょうけどね。

何はともあれ、お約束な感じの告白があったりしながら、最後にヴィクトリアの花嫁姿を見られて良かったです。

悪役令嬢ヴィクトリア〜花咲く庭で〜 (小学館ルルル文庫 す 1-3) - 菅原 りであ

悪役令嬢ヴィクトリア〜花咲く庭で〜 (小学館ルルル文庫 す 1-3)
菅原 りであ

小学館(文庫)
Amazon | bk1


関連エントリー
[菅原りであ] [ルルル文庫] [ライトノベル]

Home > ライトノベル > 悪役令嬢ヴィクトリア 花咲く庭で / 菅原りであ

Trackback:0

TrackBack URL for this entry
http://www.booklines.net/mt/mt-tb-t.cgi/3817
Listed below are links to weblogs that reference
悪役令嬢ヴィクトリア 花咲く庭で / 菅原りであ from booklines.net

Comment:0

Comment Form
Remember personal info

Home > ライトノベル > 悪役令嬢ヴィクトリア 花咲く庭で / 菅原りであ

Search
お気に入り

異形の王子と毒を吐く少女の恋の物語

4048700588

他人を寄せつけぬ毒を載せた言葉を吐いていた少女が、王子と伝承と出会ったことで、信じる思いを紡ぐようになる、その祈るような思いに涙しました。懐かしき人たちとの再会もまた素敵。→感想


それは血の繋がらない家族の物語。

4048700480

大きな山や谷があるようなお話しではないんだけれど、クセのある七人のきょうだいが共に暮らすその家には、じんわり温かい家庭がありました。それぞれ抱えているものはあるけれど、この家族ならきっと支え合いながら乗り越えてくれると信じてる→感想


それは「夢利き」が語る人の夢の物語。

夢の上(1) 翠輝晶・蒼輝晶 多崎礼

最高傑作級!辛くとも好きな人と共に歩める幸せ、あるいは人の夢に乗る幸せと切なさ。独立しながら、リンクする物語は、温かさに、人を想う気持ちに満ちあふれて、胸が熱くなる。人が人と出会うことの素晴らしさは、時に眩しくもあり、切なくもなるんだなと思いました。→感想


江戸時代。新たな暦を作る偉業を成し遂げた渋川春海の物語。

天地明察

最高傑作!碁打ちであり、算術家でもある男が、打ちのめされ挫折して挫折して挫折して、でも夢を忘れられず、立ち向かう姿に、どれほど興奮させられたか、泣かされたことか!さりげなく描かれる恋も素晴らしく、読み終わりたくないとこれほど思った作品はありません。 → 感想


左遷された北嶺で隠居生活を堪能しようとした史官ヤエトの前に、皇女が太守としてやってくるお話。

翼の帰る処 上 (1) (幻狼FANTASIA NOVELS S 1-1)翼の帰る処 下 (3) (幻狼FANTASIA NOVELS S 1-2)

中間管理職的苦労に悩まされるヤエトの姿がとても楽しいですが、それだけじゃなく、北嶺と帝国の歴史的秘密が見えてくる展開に興味を惹かれること請け合い!超オススメです!→上巻感想 / 下巻感想


普通の社会人であるこかげが、異世界の騒動に巻き込まれるお話。

wonder wonderful 上wonder wonderful 下

やさしさで涙する物語でした。あ、もう最高!王宮話やら恋愛要素やらも非常に楽しく、読み進めるにつれてゴロゴロ転がりまわりたくなること必至です!今年一番のオススメ!→感想 上/ 感想 下

なかのひと

Page Top