「……もうだいじょうぶですよ、ささみさん」
お兄ちゃんは変わらない態度で、優しく微笑んでくれた。
こんな、わたしに。
「お兄ちゃんが、ささみさんを守りますから」
知ってる。
引きこもりだったささみさんが、ささみさんを大好きなお兄ちゃんと邪神三姉妹に支えられながら、引きこもりを止めてがんばろうとするシリーズの第二弾。今回は、初めてのお使いと初めての友達、そしてお母さんとの確執が描かれるお話しです。
ささみさんがんばったよ!
初めてのお使い模様を周囲の人が観察するささみ・ウォッチ・プロジェクトは、とてもグダグダだなあと思ってたら、シリアス展開でびっくりした。「最高神のちから」を狙う人たちによって、大変な目にあったけれど、人間として生きようとするささみさんの姿勢と、それに共感する人たちの行動が素晴らしかった。見守る立場にいるつるぎの想いがいいですよね。
今回一番印象的だったのは、お友達作りの話でした。身近にいる人からという理由で、かがみと友達になり、でも思ったようにいかず、悶々として、さらには、へたれて逃げるようなこともあったけれど、やっぱり友達でいたい。そんな思いから、不安を振り払って、相手を追いかけていく勇気に、ささみさんの成長を感じました。力があるからこその不安も吹き飛ばす思いっていいですね。
そして最後、お母さんとの話は……きつかったなあ。背負ったものの重さはわかるけれど、それを強制しようとすると、こんなにもすれ違うのか。楽しいひとときや、母が好きという気持ちや、思い出が素敵だから、とても辛かった。
壊れそうになったとき、助けに来てくれたのは、大好きなお兄ちゃんで、頼りになったのは、三姉妹で。嬉しかったと思う。でも、やっぱり心にしこりは残るよ。最後に届けられた宅急便に思わず涙。
Home > ライトノベル > ささみさん@がんばらない(2) / 日日日
Trackback:1
- TrackBack URL for this entry
- http://www.booklines.net/mt/mt-tb-t.cgi/3800
- Listed below are links to weblogs that reference
- ささみさん@がんばらない(2) / 日日日 from booklines.net
- 日日日 ささみさん@がんばらない2 from たかいわ勇樹の徒然なる日記 2010-06-28 (月) 11:19
- ゴールデンウィーク中はいつもと変わらないだろうと言われたら身も蓋もありませんが何冊か本を読みまして、色々あって紹介と感想を書けずにいましたが今日は1...







