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ささみさん@がんばらない(2) / 日日日

「……もうだいじょうぶですよ、ささみさん」
お兄ちゃんは変わらない態度で、優しく微笑んでくれた。
こんな、わたしに。
「お兄ちゃんが、ささみさんを守りますから」
知ってる。

引きこもりだったささみさんが、ささみさんを大好きなお兄ちゃんと邪神三姉妹に支えられながら、引きこもりを止めてがんばろうとするシリーズの第二弾。今回は、初めてのお使いと初めての友達、そしてお母さんとの確執が描かれるお話しです。

ささみさんがんばったよ!
初めてのお使い模様を周囲の人が観察するささみ・ウォッチ・プロジェクトは、とてもグダグダだなあと思ってたら、シリアス展開でびっくりした。「最高神のちから」を狙う人たちによって、大変な目にあったけれど、人間として生きようとするささみさんの姿勢と、それに共感する人たちの行動が素晴らしかった。見守る立場にいるつるぎの想いがいいですよね。

今回一番印象的だったのは、お友達作りの話でした。身近にいる人からという理由で、かがみと友達になり、でも思ったようにいかず、悶々として、さらには、へたれて逃げるようなこともあったけれど、やっぱり友達でいたい。そんな思いから、不安を振り払って、相手を追いかけていく勇気に、ささみさんの成長を感じました。力があるからこその不安も吹き飛ばす思いっていいですね。

そして最後、お母さんとの話は……きつかったなあ。背負ったものの重さはわかるけれど、それを強制しようとすると、こんなにもすれ違うのか。楽しいひとときや、母が好きという気持ちや、思い出が素敵だから、とても辛かった。

壊れそうになったとき、助けに来てくれたのは、大好きなお兄ちゃんで、頼りになったのは、三姉妹で。嬉しかったと思う。でも、やっぱり心にしこりは残るよ。最後に届けられた宅急便に思わず涙。

ささみさん@がんばらない 2 (ガガガ文庫) - 日日日

ささみさん@がんばらない 2 (ガガガ文庫)
日日日

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