「……そんなバカな。業績が低迷してた速水の乗っとりと規模が違うんだぞ……。速水の時価総額1200億円、アクアスは1兆9000憶円だ。子供と大人どころじゃない。アリと象くらいのちがいがある」
「おもしろい戦いでしょ。あの自信みなぎる社長に、私が一泡吹かせてあげる」
建国目指して、革命部を作った高校生たちが、事業展開を始めていくお話の第二弾。今回は、ヤクザとガチバトル&買収企業から逆買収を仕掛けられるお話です。
やばいやばい!っていうか、ここで終わるとかありえない。
沙織の父親の広告会社が経営危機にお陥り、その背景にヤクザがいるということで、革命部が動くんですが、一番大きいのは、人脈だなとしみじみ思った。もちろん、沙紀を見据えた展望も大事だけど、乗り越えて行く際に助けてくれるのは、人なんだよなあ。そして、人との信頼を築きあげていくことも大事なんだと改めて思う。
いやあ、巳継かっこういいわ。沙織ならずとも惚れますよ、あんな姿見ると。
一難去ってまた一難というのは、革命部では仕方ないことだけれど、新事業が上手くいかず、ならば大手と提携しようと考えるのは普通だと思いますが、仕掛け先の企業のほうが一枚上手だから、見てて面白い。いままではポンポンうまくいってたけれど、さすがに資金力に差がある相手と戦うにはきついよなあ。人間的魅力も相手の方が上だし。
基本的に行動指針は、莉音が作っているけれど、前面にたつのは巳継のため、大いにプレッシャーを受けることになってますが、ここにきて生きるか死ぬかと言う大博打をすることになるとは……。
莉音の言葉はホラなのか、それとも何か考えがあるのかわかりませんが、圧倒的不利な買収戦をどう切り抜けて行くのか。いいところで終わってて、すっごい気になる!
羽月莉音の帝国 2 (ガガガ文庫)
至道 流星
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