Home > SF・ホラー・サスペンス > [松岡圭祐] ヘーメラーの千里眼

[松岡圭祐] ヘーメラーの千里眼

航空自衛隊の戦闘機が撃った標的。そこには直前まで子供がいた。
特殊な弾のため標的の痕跡は一切無い。消えた子供。
優秀な自衛官だった伊吹は自らの過ちに耐えられなかった。
「精神鑑定を頼む」
だが、国防に係わる問題。頼むべき相手はひとりしか思い浮かばなかった。
千里眼、岬美由紀。

岬はもう二度と自衛隊と係わるつもりは無かった。だが、相手はかつての想い人。
客観性が保てない可能性があることを自覚しつつも、ほうっておくことはできなかった……。

ほとんど臨床心理士である必要が無いぐらい、心理学的要素はない。
千里眼の眼力も表れないですが、なぜ岬が防衛大へ進んだか、防衛大での出会い等、
岬の過去が明かされる。
いつもながら困難にめげず、まっすぐ進む岬とそれを包む仲間の関係は、読んでいて心が熱くなる。
そして感動的なラスト。思わず敬礼したくなってしまいましたよ。
嵯峨シリーズとは異なり、アクション全開の岬シリーズ。
今回もやってくれます。

ヘーメラーの千里眼 (上) - 松岡 圭祐ヘーメラーの千里眼 (下)  - 松岡 圭祐
ヘーメラーの千里眼 (上) (下)
松岡 圭祐

小学館(文庫)
上: Amazon | bk1
下: Amazon | bk1

booklines エントリー
松岡圭祐

Home > SF・ホラー・サスペンス > [松岡圭祐] ヘーメラーの千里眼

Trackback:1

TrackBack URL for this entry
http://www.booklines.net/mt/mt-tb-t.cgi/405
Listed below are links to weblogs that reference
[松岡圭祐] ヘーメラーの千里眼 from booklines.net
ヘーメラーの千里眼 /松岡圭祐 from kazunobook 2006-06-18 (日) 14:16
...

Comment:0

Comment Form
Remember personal info

Home > SF・ホラー・サスペンス > [松岡圭祐] ヘーメラーの千里眼

Search
お気に入り

異形の王子と毒を吐く少女の恋の物語

4048700588

他人を寄せつけぬ毒を載せた言葉を吐いていた少女が、王子と伝承と出会ったことで、信じる思いを紡ぐようになる、その祈るような思いに涙しました。懐かしき人たちとの再会もまた素敵。→感想


それは血の繋がらない家族の物語。

4048700480

大きな山や谷があるようなお話しではないんだけれど、クセのある七人のきょうだいが共に暮らすその家には、じんわり温かい家庭がありました。それぞれ抱えているものはあるけれど、この家族ならきっと支え合いながら乗り越えてくれると信じてる→感想


それは「夢利き」が語る人の夢の物語。

夢の上(1) 翠輝晶・蒼輝晶 多崎礼

最高傑作級!辛くとも好きな人と共に歩める幸せ、あるいは人の夢に乗る幸せと切なさ。独立しながら、リンクする物語は、温かさに、人を想う気持ちに満ちあふれて、胸が熱くなる。人が人と出会うことの素晴らしさは、時に眩しくもあり、切なくもなるんだなと思いました。→感想


江戸時代。新たな暦を作る偉業を成し遂げた渋川春海の物語。

天地明察

最高傑作!碁打ちであり、算術家でもある男が、打ちのめされ挫折して挫折して挫折して、でも夢を忘れられず、立ち向かう姿に、どれほど興奮させられたか、泣かされたことか!さりげなく描かれる恋も素晴らしく、読み終わりたくないとこれほど思った作品はありません。 → 感想


左遷された北嶺で隠居生活を堪能しようとした史官ヤエトの前に、皇女が太守としてやってくるお話。

翼の帰る処 上 (1) (幻狼FANTASIA NOVELS S 1-1)翼の帰る処 下 (3) (幻狼FANTASIA NOVELS S 1-2)

中間管理職的苦労に悩まされるヤエトの姿がとても楽しいですが、それだけじゃなく、北嶺と帝国の歴史的秘密が見えてくる展開に興味を惹かれること請け合い!超オススメです!→上巻感想 / 下巻感想


普通の社会人であるこかげが、異世界の騒動に巻き込まれるお話。

wonder wonderful 上wonder wonderful 下

やさしさで涙する物語でした。あ、もう最高!王宮話やら恋愛要素やらも非常に楽しく、読み進めるにつれてゴロゴロ転がりまわりたくなること必至です!今年一番のオススメ!→感想 上/ 感想 下

なかのひと

Page Top