鼓太郎に傷をつけたのは、祈梨の手刀だった。彼女が祈梨ではなく、操られている事はわかっている。でも、体は祈梨なのだ。頭ではわかっていても、体が動かない。
鈴蘭が、ユージェニーがやられていく中、操られていた祈梨が選んだ道は……
というわけで、前作のあのラスト、祈梨が体を乗っとられて、鼓太郎たちを襲うお話の続編です。何気に追い詰められていくので、どうなるのかと思ったんですが、まさかここから、アルミナ念願の3ピー(伏字になってない)にもっていくとは思わなかった。
人命救助のためのエンゲージでしたが、オブラートに包みながらも、その描写にはドキドキさせられましたが、いつくしむような温かさや信頼みたいなものも感じられて、とても良かったですね。
積極的なようで、恥じらいながら、でも、そっと身を引くことも忘れない。そんなアルミナが素敵でした。
今回一番印象に残っているシーンは、自分の問題に巻き込みたくないという鼓太郎の言葉に、祈梨が反応したところですね。鼓太郎の問題は自分の問題でもあると、祈梨ちゃんが言えたのは、それだけ鼓太郎が大事な人だからなんでしょうね。
お互いに自分のしてきたことを反省し合った後の愛し合う姿は、微笑ましいものがありました。
ただ、これで終わるわけがなく。恐怖のアルミナのお姉さまがきて、アルミナに選択を促すところはいいんですが、そこから告白大会になるとは思いませんでした。いくら鼓太郎の素直な言葉が聞きたいからって、問われたら何でも素直に答えてしまう薬を皆に飲ませるのはやりすぎです、アルミナさん。
思わず告白しちゃう人もいれば、問われないよう必死に逃げる人もいて、思わずニヤニヤしちゃいましたね。特にユージェニーや霧崎が、鼓太郎への思いを必死に隠すさまは、楽しかったです。祈梨ちゃんの正直な言葉に傷つくちとせも面白かったけど。
最後は素敵に甘い甘い三角関係になって、っていうか、これ三角関係なのか?ある意味、理想的な関係に落ち着きましたね。ありえねー、というよりは、むしろこの三人ならありえると思ってしまう僕がいました。アルミナはともかく、祈梨ちゃんが幸せならそれでいいです、はい。
リリスを狙う騒動とかは、ひとまず終わったみたいなので、次は、ユージェニーやら霧崎やらを絡ませた恋愛騒動が起きてくれると嬉しいですね。
初恋マジカルブリッツないしょのトライアングルラブ!
あすか 正太
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- 読了。 前巻のストーリーをすっぱり忘れていたいので、いきなり祈梨さんが鼓太郎に攻撃していたという展開に度肝を抜かれました。あぁ、そういえばそんな展開でアル...







