「塾長の獅戸エールであるっ!」
音圧だけで人を弾き飛ばせるほどの気迫を放つ少女。
心の形とも言うべき『哲』に支配された世界において、娘達は『哲』で戦い、『哲』で従える。
もっとも優れた『哲』をもつものが帝となる世界で、死を賭した闘争によって女を磨く地。
ここは帝塾であり、和と皆見はその門をくぐった……
漢と書いて男と読むのはありますが、女と書いて漢と読ませるような、男らしい女たちの話。
はじめは熱すぎるテンションが微妙だったんですが、だんだんとハマってしまいました。
強いものが帝になるという世界で、帝となるに相応しい力を持つもの達が集まる帝塾。力と己の哲学が強さの源となる面白い世界観です。
出てくる人たちがかっこ良すぎる。
戦う姿が男前過ぎる。
ひとりひとりの信念に、ひとつひとつのセリフに、胸を打たれました。
一見お馬鹿ものっぽく思えますが、クセになりそう。
個人的に好きなシーンは、和と京都の戦いですね。覚悟というものがこれほどまでに表に出てきた切り合いがあったでしょうか。
心の美しさに惚れました。
ただ単に帝となるための戦いが繰り広げられるのかと思っていたんですが、どうもそれだけじゃない様子。これは次作が楽しみな作品です。
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定金伸治
Home > ライトノベル > [定金伸治] 制覇するフィロソフィア
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