自分が殺される夢を見た直哉は、目覚めて驚いた。服は血に塗れ、胸に覚えのない傷跡があるのだ。しかも、地元で姫と呼ばれる白道瑠璃が近づいてくると、その傷が疼く。
いったい自分の身に何が起こったのか。
毎夜のように自分が殺される夢を見る。しかも周囲では殺人事件と謎の自殺が繰り返されて……
少しずつ追い込まれる。少しずつ狭まっていく。少しずつ高まっていく恐怖。
このあたりの雰囲気の出し方がうまいです。ホラーというよりはミステリィですが。
自身の力を恐れ他人を遠ざけていた瑠璃と、直哉の距離が少しずつ縮まっていく展開がいいですね。
ただ、もう少し暗いラストにしたほうが締まったんじゃないかと思いました。逆に明るく閉めるのであれば、もう少しハッピーエンドな手もあったろうに。
これは続編を睨んでいるからなのかなあ。
何かちょっと中途半端な気がしました。
次巻以降は、もう一捻りか二捻りほしいですね。
個人的には一葉にもっと幸せを希望したいところ。
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神代明
Home > ライトノベル > [神代明] 紺碧ノたまゆら ― ヨミノメ
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