ついにカデーレへ上がることになったアルゼウス皇子ことカリエ。
だが、先日まで皇帝候補でなかったアルゼウスへの風当たりは思った以上だった。
それは皇帝の最有力候補、アルゼウスの弟ミューカレウスの反発から始まり……
生意気なミューカレウスとのやりとりがたまらなく面白い。
特に後半の決意を込めた会話には驚いた。幼くとも誇り高き皇族か。
同時に悲しくあるのも皇族ゆえ。
その絶対の権力故に群がるものとその思い。誰が正しいとか間違っているとかではないんだろうなあ。
素晴らしき四兄弟だったから、踊らされるのを見るのは辛かったですね。
なにはともあれ、エド優しすぎってことで。
ここから大いなる旅立ちを予感させるラストが素敵でした。これは買いだ。
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