小さな村で生活していたカリエの前に突然現れた男は言った。
「おまえはもう、両親のもとには帰れない」
目が覚めたら、そこは領主の城の中。
顔の造形が似ている。それだけの理由で、カリエは家族の命と引き換えに、病弱なアルゼウス殿下の身代わりとして、王宮に上がらねばならなくなったが……
田舎娘を皇子として仕立て上げる。当然のごとく反発しあうふたりですが、少しずつ心が通っていく展開はある意味王道。とはいえ、そんなこと言ってられないほど、二転三転する展開。
いやあ、面白い。コバルト文庫だからと少女向けだろうなんてとんでもない。
身代わりを断れば死ぬ。発覚したら殺される。
そんな状況での毎日。よく言えば素直、悪く言えば短気。しかも惚れっぽい性格だから、ちょっとした問題を起こしてくれちゃうと「バレるなよ」とドキドキすること多くて困ります。
頑張り屋で魅力的な少女だから思いっきり肩入れして読んでました。
また脇役が良い味出してて。
それぞれが主役をはれそうなぐらい魅力的。グラーシカ最高。
下巻まで一気読みしそうだ。
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