キャッスルとその上官ゲヴァラに、特別戦功章が与えられるという。そのために、わざわざ首都へ向かうとは、何とも無駄のように思えるが、お偉方の意向に逆らうわけにはいかない。
仕方なしに、お迎えの飛行機へと乗り込んだが、式典には、思ったとおり、父の姿があって……
女隊長キャッスルが率いるレジスタンスと戦う治安部隊を描いたお話の第七弾。今回は、救出作戦の成功を称えられたキャッスルが、勲章を授かるために首都・アクラへ向かうお話です。
せっかく戻ってきたラファエルですが、いろいろ災難ですねぇ。まあ、あの体の秘密を何となくでも知ってしまったら、気味悪がるのはわからなくもないですけど、彼をスパイとして疑うのはどうかと思います。ぜってー無理だから。なんせ、戻ってきて早々、エイゼンを相手に嫉妬ビームを見せてくれるんですからね!ああ、もう、ラファエルが可愛くてしょうがない。
キャッスルとしては、彼を思う気持ちはあるんだろうけれど、うーん、どうなんだろうなあ。まだ弟的な感じなのかしら。エイゼンとの間に溝が生まれてからは、無理やり男と思おうとしてるような気がしないでもないので、このあたり気になるところ。
とまあ、そんな迷いを持ちながら、アラクへと向かったキャッスルですが、途中でグッドリーと仲良くなれたのは良かったなあ。そういえば、今まで女性を相手にすることなかったもんなあ。できれば、グッドリーには、シドーの側にいて欲しかったけど……どうなるんだろう。あ、でも、キャッスルのアレであれしたから……可能性はあるか。
今回はキャッスルの父、クリストファー・オブライエンがいる地へと向かったおかげで、クリストファーとその部下メイエとエイゼンの関係が見えてきました。あー、なるほど、それでエイゼンなのか。そうなると、やっぱりエイゼンとしても、キャッスルを思うのは、難しいよなあ。このあたりが、彼の煮え切らないところなのかもしれない。ラファエルみたく真っ直ぐ生きられないところに、不器用さを感じますね。
さて、この状態でキャッスルはどうするのかと思ったら、予想外の方向から手が伸びてきたなあ。って、良く考えたら、タイトルが「罠」じゃないか。予想しておこうよ>自分
いやあ、面白かった。
最後の最後にやってくれたのが、今まであまり目立つ事の無かったゲヴァラだってところが、スゴイ良かったです。自身の首をしめるかもしれないのに、エイゼンを呼び出して告げた彼の言葉は……。ああ、もう格好つけやがって!思わず大好きだーと叫びそうになりました。
いつかまた、会えますようにと、切に願う。
さーて、これから罠にかかったキャッスルを救出するために、彼女の隊員がどう動くのか、とても楽しみですね。
罠―キル・ゾーン
須賀 しのぶ
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