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[今野緒雪] マリア様がみてる くもりガラスの向こう側

山百合会のクリスマスパーティが終わってから三日後に、祐巳のもとへ祥子さまから招待状が届いた。一月二日に小笠原亭で新年会を開くという。しかも女性限定で。
招待状は祐巳だけではなく、由乃さんや志摩子さんなど、山百合会のメンバーにも送られたらしい。
そして瞳子ちゃんにも……

お正月に山百合会のメンバー全員が小笠原家に集まったというお話。
ほんとにそれだけでしたが、何か和んでしまいました。清子小母様は相変わらずお茶目です。

自覚した祐巳の切なさというか悲しさが急に出てきたりして、ちょっと情緒不安定気味な気もしますが、さすがそこはお姉さま。おかげで暗い雰囲気になりそうなところも回避。
いや、回避せずに先行けよと思わなくもないですが、さりげなく見せられる祥子と祐巳の甘い関係が好きな身としては、その部分で楽しめたのでよしとしよう(お姉さまに限ってはとか、ポップな年賀状とか、寿司を食べるとか、私のことはいいのよとか、etc...)。

さりげない気の使い方がうますぎる柏木が何を知っているのか。気になりますね。

マリア様がみてる (くもりガラスの向こう側) - 今野 緒雪
マリア様がみてる (くもりガラスの向こう側)
今野 緒雪

集英社(文庫)
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