フィンルは王太子の息子。その知らせがカリエたちの元へ運ばれてきた。
嫌がるフィンルを兵士が連れて行こうとしたとき、セーディラが人ならぬ力を発揮させた。
やはり、千人目のクナムなのか……
恐怖を抱えながらも、フィンルを逃がすのは得策ではないと考えたカリエたちは、フィンルをサルベーンに任せてミゼーマ宮へと向かわせたが……
ここで現在の喪の女王というべき、バンディーカが出てきましたか。まさかその名を持っているとは思わなかった。その名の意味も。運命はやはり逃げる事を許さないのか。
もっとこの人の話を読んでみたかったけれど、これはまだ語られることがあるのかなあ。あとがきによると過去話が出る予定だったらしいので、本編にいろいろ組み込まれるのを期待したいところだけど。
相変わらず平穏が訪れる事の無いカリエですが、またまた悩みまくり。カリエは悩み始めると弱いですね。想像力が豊かなせいか、悪い方に考えてしまうことが多いみたい。まあ、あれだけの体験をしたのだからわからんでもないか。たぶん、動き出せば何とかなると思うけれど。
個人的にはサルベーンの心の動きが意外でしたが、メナイクの鋭い指摘で納得。かつての経験がここで迷いを発生させるのか。う~ん。こやつも女神の手からは逃れられないのかなあ。頼む、ラクリゼ、何とかしてくれと叫びたくなりました。
ラクリゼのみならずグラーシカ好きでもある身としては、できればグラーシカあたりと会って、何かをしてほしいところだけど、どうなるんだろう。
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