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[西尾維新] ヒトクイマジカル 殺戮記述の匂宮兄妹

「あなたは私の眼鏡に適いました」木賀峰助教授にバイトの誘いを受けた僕。
それは研究の手伝いという名のモニター。

「何の研究をしているんですか?」
「死なない研究 ― ですよ」

お金が必要なぼくはバイトを引き受けた。

そして出会った拘束衣ををつけた少女。名探偵と名乗る匂宮理澄。
カーニバルの理澄、マンイーターの出雲。
それは"殺し名"のトップ。殺戮奇術集団、匂宮雑技団。
出会ったのは縁というべきか運命とでもいうのか。
狐の面を被った男は言う。
「俺たちは運命に流されているんじゃない、運命に流していただいているんだからな」
次に眼を開けたとき、ぼくは地獄を見た……。

悲しみに溢れた展開はシリーズ初めてといっていい。
そしてそこから動き出す物語も。

少なくとも ― こんな思いをするために生まれてきたんじゃない

最強で最悪に自虐的になったいーちゃんに、みいこさんが応える。

たとえお前が人間失格の殺人鬼だったところで!
― どうしてそんなことが、お前が悲しんじゃいけない理由になるんだよ

みいこさん、らぶー!

あまりにも多くのことが詰め込まれた本作。
伏線と本線が入りまみれ、切り開いた、いや切り開かれた運命。

「まことに申し訳ありませんが、今回は、ぼくの仕切りです」

それがきっかけ。それが始まり。

始めまして、俺の敵。

終焉は近く、始まりが止まらない。
爆裂な面白さ。白熱の青春エンタテインメント、戯言シリーズ第五弾。

ヒトクイマジカル―殺戮奇術の匂宮兄妹 - 西尾 維新

ヒトクイマジカル―殺戮奇術の匂宮兄妹
西尾 維新

講談社(新書)
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ちなみに表紙のカバーをひっくりかえすと……

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