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デュラララ!!×(8) / 成田良悟

「もう少しなんだ」
「え?」
「もう少しで、造れそうなんだ。……正臣と園原さんの帰ってくる場所を」

池袋を舞台に、首なしライダー・デュラハン、情報屋、非日常にあこがれる少年、最強のバーテンなどが、入り乱れて騒動を引き起こすシリーズの第八弾。今回は、帝人の様子がおかしいと心配する杏里の相談を受けたセルティの元に、静雄の弟の恋人と噂される聖辺ルリがストーカーに悩まされていると相談が持ちかけられて……というお話し。

ああ、なんというすれ違い。誰かのためにという言葉が、それを望む自分のために使われるようになっていくと、空恐ろしいですね。帝人と正臣と杏里は、それぞれが向き合うことができれば……と思わずにいられません。それとも、ウルトラCな考えがあったりするのかしら。
何やらモヤモヤしますが、隠し事をする必要はないと思うので、もし間違った方向へと進みそうになっているなら、目を覚ましてあげてほしいな、正臣。

一方、セルティの元には他にも相談が寄せられてて、静雄からのお話は、なかなかにハードでした。単なるストーカーだと思っていたのに、ターゲットに敵わないのであれば、その心を壊そうと動き出すことで、関わった人たちに手が伸びていく展開がドキドキです。ストーカー視点から、獲物に近寄っていくところもそうですが、ここからセルティの心境の変化が見えてくるのもドキドキです。うわー、大丈夫かなー。

いたらいたでアレだし、いなかったらいなかったで存在感ある臨也は、どこをどうやってか戻ってきましたねー。しかも、何やら怪しい企みをもって。つーか、お前は鍋がしたかっただけなんじゃないかと思ったりもしたけど、それはともかく、一人歩きしていた「ダラーズ」を利用して、何やら大きな出来事を引き起こしそうですね。あーもう誰かガリッとまとめてくれないかな!

話全然関係ないけれど、猫静雄のイラストがあまりにかわいくてどうしてくれようかと思った。

デュラララ!!×8 (電撃文庫) - 成田 良悟

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成田 良悟

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