Home > ライトノベル > 輪環の魔導師(7) 疾風の革命 / 渡瀬草一郎

輪環の魔導師(7) 疾風の革命 / 渡瀬草一郎

「もう気づいているみたいだね、セロ。最近、無理に明るく振る舞っているように見えるよ。できれば隠しておくつもりだったけど、セロ自身が気づいているなら、そろそろ話した方がいいかな」

幻の魔導具「還流の輪環」を巡る争いに巻き込まれた少年セロが、黒猫の魔導師・アルカインと共に旅をするシリーズの第七弾。聖人の不穏な動きにより、六賢人たちの間に軋みが生まれる中、サイエントロフで、後に「疾風革命」と呼ばれる反乱が始まって……というお話です。

これはすごい。ラストに向けての盛り上がり方が素晴らしい!
まさか魔族がこんな形で戦いに参入してくるとは、それをみたアルカインたちの行動も、予想外でした。正義というか善というか、どんなことでも、一面だけじゃ見えてこないものがあるんだなと思わされますね。

それにしても、魔族に対して団結しなければならないときに、聖協会というか聖人クラリオンが突っ走ってるのはなぜかというあたりは、なるほどなるほど。たかが猫一匹とあなどれないものがあるのはよくわかります。

疾風革命のきっかけはともかく、建前が意外と立派で、しかけてる人たちを思うと裏がありそうに思いつつ、応援したくなるものがあります。小悪党どもがやられていくのはいっそ痛快ですが、嫌な予感をさせてくれるのが、セロが時折見せる過去の記憶のことですね。ホークアイの仮説が現実味を帯びてきたけれど、「シャンヤルル」で何が起きるのかドキドキです。

輪環の魔導師 7 (電撃文庫 わ 4-31) - 渡瀬 草一郎

輪環の魔導師 7 (電撃文庫 わ 4-31)
渡瀬 草一郎

アスキー・メディアワークス(文庫)
Amazon | bk1


関連エントリー
[渡瀬草一郎] [輪環の魔導師感想一覧] [電撃文庫] [ライトノベル]

Home > ライトノベル > 輪環の魔導師(7) 疾風の革命 / 渡瀬草一郎

Trackback:0

TrackBack URL for this entry
http://www.booklines.net/mt/mt-tb-t.cgi/3668
Listed below are links to weblogs that reference
輪環の魔導師(7) 疾風の革命 / 渡瀬草一郎 from booklines.net

Comment:0

Comment Form
Remember personal info

Home > ライトノベル > 輪環の魔導師(7) 疾風の革命 / 渡瀬草一郎

Search
お気に入り

異形の王子と毒を吐く少女の恋の物語

4048700588

他人を寄せつけぬ毒を載せた言葉を吐いていた少女が、王子と伝承と出会ったことで、信じる思いを紡ぐようになる、その祈るような思いに涙しました。懐かしき人たちとの再会もまた素敵。→感想


それは血の繋がらない家族の物語。

4048700480

大きな山や谷があるようなお話しではないんだけれど、クセのある七人のきょうだいが共に暮らすその家には、じんわり温かい家庭がありました。それぞれ抱えているものはあるけれど、この家族ならきっと支え合いながら乗り越えてくれると信じてる→感想


それは「夢利き」が語る人の夢の物語。

夢の上(1) 翠輝晶・蒼輝晶 多崎礼

最高傑作級!辛くとも好きな人と共に歩める幸せ、あるいは人の夢に乗る幸せと切なさ。独立しながら、リンクする物語は、温かさに、人を想う気持ちに満ちあふれて、胸が熱くなる。人が人と出会うことの素晴らしさは、時に眩しくもあり、切なくもなるんだなと思いました。→感想


江戸時代。新たな暦を作る偉業を成し遂げた渋川春海の物語。

天地明察

最高傑作!碁打ちであり、算術家でもある男が、打ちのめされ挫折して挫折して挫折して、でも夢を忘れられず、立ち向かう姿に、どれほど興奮させられたか、泣かされたことか!さりげなく描かれる恋も素晴らしく、読み終わりたくないとこれほど思った作品はありません。 → 感想


左遷された北嶺で隠居生活を堪能しようとした史官ヤエトの前に、皇女が太守としてやってくるお話。

翼の帰る処 上 (1) (幻狼FANTASIA NOVELS S 1-1)翼の帰る処 下 (3) (幻狼FANTASIA NOVELS S 1-2)

中間管理職的苦労に悩まされるヤエトの姿がとても楽しいですが、それだけじゃなく、北嶺と帝国の歴史的秘密が見えてくる展開に興味を惹かれること請け合い!超オススメです!→上巻感想 / 下巻感想


普通の社会人であるこかげが、異世界の騒動に巻き込まれるお話。

wonder wonderful 上wonder wonderful 下

やさしさで涙する物語でした。あ、もう最高!王宮話やら恋愛要素やらも非常に楽しく、読み進めるにつれてゴロゴロ転がりまわりたくなること必至です!今年一番のオススメ!→感想 上/ 感想 下

なかのひと

Page Top