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とらドラ・スピンオフ(3)! 俺の弁当を見てくれ / 竹宮ゆゆこ

「りゅ、う、じ」
「……な、なに……?」
「……ただ呼んだだけ。顔、見せてくれないんだもん」

とある日曜日を切り取ったり、普段とはちょっと違う設定があったり、やっちゃんがメインだったりと、アニメDVD特典や公式海賊本等に掲載されていた短篇に書下ろしを加えたバラエティ豊かな十編からなる短編集です。

なんだか、大河が可愛い感満載だなあ。そういえば、美少女だったんですよね。乱暴な姿ばかりが印象に残ってて、美少女という設定を忘れてました。手乗りタイガーとかみて、おお、これはカワイイと思ったのは内緒である。

収録作品で印象に残っているのは、「不幸のバッドエンド大全」「ニセとら!」「ラーメン食いたい透明人間」です。

不幸のバッドエンド大全
宿題用レポートをみんなでやろうと集まったのに、肝心のものを学校に忘れたので、夜の学校に忍び込んだら、なぜかバラバラに分かれてしまい……それぞれの未来(バッドエンド)が語られるというお話です。

いや、まじでこれは嫌すぎる。特に北村とみのりんの行く末。あのふたりには、幸せになってもらいたいよ!うぅ、胸が痛い。竜児とかは別にそれでもいいんじゃねとか思う僕がいる。

ニセとら!
竜児と大河がお祭りにいったら、はぐれてしまって、怪しげな呪術師に願い事をいったら、現れた大河の様子が変わっていて……というお話。

デレまくり大河やばい。「素直で優しくて竜児に惚れている状態」に悶えまくった。何この可愛さ。ドキドキしまくってる竜児にニヤニヤが止まりませんでしたが、ちゃんと大河を見つけてあげるところに、同じような体験をしたであろう大河もまた戻ってきたところに、ふふふとなった。

ラーメン食いたい透明人間
時系列で言うと本編後かな。能登くんが、木原麻耶をラーメン屋さんにさそうお話。竜児や大河を襲った大きな変化に心揺らして、変わらないままの自分にぽっかりとした思いを感じていた時、気になる女の子に声をかけられて、ドギマギしつつ、悩み事を話しあって行くところに、ものすごい青春を感じました。こういうお話大好きだ。

斜に構えても思いが変わるわけじゃなく、言い出したくても言えない「好き」に戸惑い、衝動にかられた行動を見てしまったら、ぼくはもう応援するしかないです。がんばれ男の子。

とらドラ・スピンオフ! 3 (電撃文庫 た 20-15) - 竹宮 ゆゆこ

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電撃文庫のラノベ、『とらドラ・スピンオフ3! 俺の弁当を見てくれ』(竹宮ゆゆこ先生原作、ヤス先生イラスト)が発売中です。 表紙はこちらに手を振る大河。 ...

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