「うーん、恋の始まるのが目の前であるかと思うと、ワクワクしますねえ!誰かを好きになって、告白するというのは素敵なことなのです!もっとたくさんあるべきなのです!」
クールなセロンと、おとなしいけど正義感あふれるメグミカ、セロンの親友にして熱血なラリー、すらりとした長身でラリーの幼馴染のナタリア、人当たりのよい皮肉屋ニック、好奇心旺盛な情報屋ジェニーという男女三人ずつのグループが集まる新聞部が活躍する学園コメディの第五弾。今回は、夏休み明けの新学期に、ラリーがラブレターを貰って……というお話です。
恋の話題となれば、みんなが興味津々になるのはわかりますが、それがラリーに降ってわいたなら、女の子たちがだまってるわけないですよね!
みんなのニヤニヤ視線が楽しくもあり……個人的には、ナータがどう思ってるのかなと別のニヤニヤもあったりしましたが、相手の女の子・ステラについて、興味本位を交えながら、どんな子なのかと調べてみたら、いくつか変なところが見えてくるから、ん?となる。
恋のニヤニヤと認識のちぐはぐさが、何とも奇妙に感じますが、どんなときでもひねたりせず、動いてあげるラリーは、とても優しい人だと思いました。良い人、で終わっちゃうこともあるだろうけれど、今回のステラの境遇について手助けしてあげた新聞部の面々は、きっと彼の思いをわかってあげてると思います。ナータはもちろん、ジェニーも、ね。
最後がとても切なくて、思わずじわりときてしまうところもありましたが、きっとこれから素敵な出会いがあるさと、彼の肩をポンとたたいてあげたいです。ま、そのあたりはセロンがやってくれるに違いない。今回二人が見せた、男同士の信頼関係は、とても素敵でしたから。
新聞部の話しとしては面白かったけれど、欲をいうなら、メグとセロンの話がもっとあってくれたらなあと思いました。いやまあ、セロンがアレだから、なかなか難しいのはわかるけど……リリアあたりが気づいてはっぱをかけてくれないかしら。
メグとセロン〈5〉ラリー・ヘップバーンの罠 (電撃文庫 し 8-31)
時雨沢 恵一
Home > ライトノベル > メグとセロン(5) ラリー・ヘップバーンの罠 / 時雨沢恵一
Trackback:0
- TrackBack URL for this entry
- http://www.booklines.net/mt/mt-tb-t.cgi/3604
- Listed below are links to weblogs that reference
- メグとセロン(5) ラリー・ヘップバーンの罠 / 時雨沢恵一 from booklines.net







