Home > ライトノベル > [上月司] れでぃ×ばと!(8)

[上月司] れでぃ×ばと!(8)

場の主導権をあっさり掌握した美佳子さんは、秋晴に微笑みかけてくる。
高校生の娘がいるとはとても思えない、茶目っ気たっぷりな笑みで、
「ね、秋晴君?今度の連休、家に遊びに来なさいな。勿論、泊まり掛けで」

メイドや執事になるための専科である従者育成科に編入した見た目ヤンキーな秋晴が、お嬢様方と繰り広げるドタバタコメディ第八弾。今回は、ミスコン話と、朋美母が秋晴とセルニアを家に招待するお話です。番外編は、大地の罰ゲーム物語。

朋美の母・美佳子の強者っぷりが楽しかった!
娘の恋心に気づき、ライバルの存在に気づき、その三人を一堂に集めるあたりに、意地の悪さを感じますが、思わせぶりな言動に翻弄される朋美、セルニア、秋晴が転がされる様子が面白いったらないです。

特に、普段、お澄まししてる朋美が、乗せられた結果、ああも動揺するとはなあ。秋晴にドキドキするところとか、もう!
策士ってのは、策が練れない場面ではうまく動けないものなんですね。ま、うまく動けない理由は、いろいろな思いがあるからだってことが見えてきてニヤリです。

朋美もようやく自覚を露わにしてきたなー、と思ってたら、いきなりセルニアに宣戦布告をし始めるからびっくりしましたが、それを受けて朋美のライバルとなれたことをちょっと誇らしげに感じるセルニアも、なんか可愛いですね。個人的には、セルニア方面の話があまり見れなかったのが残念でしたが、ま、続編に期待しましょう。

番外編は、いつものように大地のお話。
罰ゲームで「女装」して秋晴とデートをすることになるんですが、ああ、もう心の動きが、とても乙女でたまりません。にもかかわらず、盛大な勘違いをするんだから、困ったものですが、そろそろ気づいてもいいころなんじゃないかなー。
「発見」した思いが、根本から覆されるらしい展開が今から待ち遠しいです。

れでぃ×ばと!〈8〉 (電撃文庫) - 上月 司

れでぃ×ばと!〈8〉 (電撃文庫)
上月 司

アスキーメディアワークス(文庫)
Amazon | bk1


関連エントリー
[上月司] [れでぃ×ばと!感想一覧] [電撃文庫] [ライトノベル]

Home > ライトノベル > [上月司] れでぃ×ばと!(8)

Trackback:0

TrackBack URL for this entry
http://www.booklines.net/mt/mt-tb-t.cgi/3020
Listed below are links to weblogs that reference
[上月司] れでぃ×ばと!(8) from booklines.net

Comment:0

Comment Form
Remember personal info

Home > ライトノベル > [上月司] れでぃ×ばと!(8)

Search
お気に入り

異形の王子と毒を吐く少女の恋の物語

4048700588

他人を寄せつけぬ毒を載せた言葉を吐いていた少女が、王子と伝承と出会ったことで、信じる思いを紡ぐようになる、その祈るような思いに涙しました。懐かしき人たちとの再会もまた素敵。→感想


それは血の繋がらない家族の物語。

4048700480

大きな山や谷があるようなお話しではないんだけれど、クセのある七人のきょうだいが共に暮らすその家には、じんわり温かい家庭がありました。それぞれ抱えているものはあるけれど、この家族ならきっと支え合いながら乗り越えてくれると信じてる→感想


それは「夢利き」が語る人の夢の物語。

夢の上(1) 翠輝晶・蒼輝晶 多崎礼

最高傑作級!辛くとも好きな人と共に歩める幸せ、あるいは人の夢に乗る幸せと切なさ。独立しながら、リンクする物語は、温かさに、人を想う気持ちに満ちあふれて、胸が熱くなる。人が人と出会うことの素晴らしさは、時に眩しくもあり、切なくもなるんだなと思いました。→感想


江戸時代。新たな暦を作る偉業を成し遂げた渋川春海の物語。

天地明察

最高傑作!碁打ちであり、算術家でもある男が、打ちのめされ挫折して挫折して挫折して、でも夢を忘れられず、立ち向かう姿に、どれほど興奮させられたか、泣かされたことか!さりげなく描かれる恋も素晴らしく、読み終わりたくないとこれほど思った作品はありません。 → 感想


左遷された北嶺で隠居生活を堪能しようとした史官ヤエトの前に、皇女が太守としてやってくるお話。

翼の帰る処 上 (1) (幻狼FANTASIA NOVELS S 1-1)翼の帰る処 下 (3) (幻狼FANTASIA NOVELS S 1-2)

中間管理職的苦労に悩まされるヤエトの姿がとても楽しいですが、それだけじゃなく、北嶺と帝国の歴史的秘密が見えてくる展開に興味を惹かれること請け合い!超オススメです!→上巻感想 / 下巻感想


普通の社会人であるこかげが、異世界の騒動に巻き込まれるお話。

wonder wonderful 上wonder wonderful 下

やさしさで涙する物語でした。あ、もう最高!王宮話やら恋愛要素やらも非常に楽しく、読み進めるにつれてゴロゴロ転がりまわりたくなること必至です!今年一番のオススメ!→感想 上/ 感想 下

なかのひと

Page Top