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[岩田洋季] 護くんに番外編で祝福を!4

「昨日も今日も、たくさん文句を言ったくせに」
エメレンツィアは思わず微笑んでささやいていた。
「素直ではないのです。ベアトリーチェ。わたしと会えてうれしいならうれしいと、素直に言ってくださればよいのです。……わたしはベアトリーチェ、あなたとまたお会いできて、ほんとうに……うれしいのですから」

今回は、日本から離れたことで寂しさを覚えていたエメレンツィアが、義兄の気配りによって、日本に一時来日して ……というお話。

いいお話だなあ。
寂しいと思う気持ちから、日本に戻ってきたけれど、仲間と共に過ごし、ライバルと向かい合うことで、自分の中にある土台を確認していくところは、ほんといいですね。

初めてのお泊まり会、紅葉狩り&温泉旅行、一日だけ生徒に戻るなど、みんながいるからこそ、楽しめるんだという想いが伝わってきます。お約束な楽しさもあれど、ふと感じる優しさにじわっときたりして、たまらない。

一時的な来日ですから、再び別れを迎えることになるんですけど、自分の土台となる場所がここにあることがわかったなら、もう大丈夫ですよね!今度はきっと義兄と共に歩んでいくことをためらわないと思います。

次に来日するのがいつになるかわかりませんが、きっと今と変わらず、みんなが暖かく迎えてくれるでしょうね。

護くんに番外編で祝福を!〈4〉 (電撃文庫) - 岩田 洋季

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