Home > ライトノベル > [鎌池和馬] とある魔術の禁書目録 17

[鎌池和馬] とある魔術の禁書目録 17

「私たちが輸送していたのは……」
にっこりと、血まみれの顔に笑みを浮かべながら。
「……かつて歴史の中で戴冠用儀礼剣にして、王家の者しか扱えない慈悲の剣。英国最大の霊装……。正真正銘、イギリスを変えるに相応しい剣です」

イギリス清教「必要悪の教会」によって「禁書目録召集令状」が布告され、インデックスと当麻がイギリスへ向かうお話です。

序盤がイマイチだったので、どうにも盛り上がらなかったんだけど(飛行機テロに怒りを覚えるのはわかるんだけど、機長の判断を振り切って動くのはどうかと。結果としてはうまくいったけど、感情で動きすぎる正義ってどうよ、と思って萎える)、この飛行機テロひとつで、いろいろな勢力の思惑が見えてきて、「王室派」の会議が始まったあたりから、面白くなりました。

「王室派」「騎士派」「清教派」などが一同に集う会議で、フランスのみならず、イギリスという国家の不穏な動きが見え初めてきて、、国を背負うものの重みを感じながら、これから先をどう動いていくかという女王の言葉に、ふむふむと頷いていたら、まさか、キーとなった「鞄」が、ここに届くとは!
軍が動き、すべてが後手に回り、頼みの聖人すら……という怒濤の展開は、まさに一気読みものです。

ようやく面白くなってきたところで、終わりになってしまったのは悔しくてなりませんが、続きを待っていたいと思います。

にしても、インデックス。結構出番があったように思ったけど、テンプレな行動しかせず、目立たなかったなあ。登場しても空気とは……涙を誘う。

とある魔術の禁書目録(インデックス)〈17〉 (電撃文庫) - 鎌池 和馬

とある魔術の禁書目録(インデックス)〈17〉 (電撃文庫)
鎌池 和馬

アスキーメディアワークス(文庫)
Amazon | bk1


関連エントリー
[鎌池和馬] [電撃文庫] [ライトノベル]

Home > ライトノベル > [鎌池和馬] とある魔術の禁書目録 17

Trackback:1

TrackBack URL for this entry
http://www.booklines.net/mt/mt-tb-t.cgi/2954
Listed below are links to weblogs that reference
[鎌池和馬] とある魔術の禁書目録 17 from booklines.net
とある魔術の禁書目録† from お亀納豆のライトノベルまっしぐら 2009-10-18 (日) 22:38
著:鎌池 和馬 イラスト:灰村 キヨタカ 「……遅い、です……」 「遅いんですよ!この傭兵崩れのごろつきがぁ!!」 約七ヶ月一週間の積み。四ヵ月振りの新...

Comment:0

Comment Form
Remember personal info

Home > ライトノベル > [鎌池和馬] とある魔術の禁書目録 17

Search
お気に入り

異形の王子と毒を吐く少女の恋の物語

4048700588

他人を寄せつけぬ毒を載せた言葉を吐いていた少女が、王子と伝承と出会ったことで、信じる思いを紡ぐようになる、その祈るような思いに涙しました。懐かしき人たちとの再会もまた素敵。→感想


それは血の繋がらない家族の物語。

4048700480

大きな山や谷があるようなお話しではないんだけれど、クセのある七人のきょうだいが共に暮らすその家には、じんわり温かい家庭がありました。それぞれ抱えているものはあるけれど、この家族ならきっと支え合いながら乗り越えてくれると信じてる→感想


それは「夢利き」が語る人の夢の物語。

夢の上(1) 翠輝晶・蒼輝晶 多崎礼

最高傑作級!辛くとも好きな人と共に歩める幸せ、あるいは人の夢に乗る幸せと切なさ。独立しながら、リンクする物語は、温かさに、人を想う気持ちに満ちあふれて、胸が熱くなる。人が人と出会うことの素晴らしさは、時に眩しくもあり、切なくもなるんだなと思いました。→感想


江戸時代。新たな暦を作る偉業を成し遂げた渋川春海の物語。

天地明察

最高傑作!碁打ちであり、算術家でもある男が、打ちのめされ挫折して挫折して挫折して、でも夢を忘れられず、立ち向かう姿に、どれほど興奮させられたか、泣かされたことか!さりげなく描かれる恋も素晴らしく、読み終わりたくないとこれほど思った作品はありません。 → 感想


左遷された北嶺で隠居生活を堪能しようとした史官ヤエトの前に、皇女が太守としてやってくるお話。

翼の帰る処 上 (1) (幻狼FANTASIA NOVELS S 1-1)翼の帰る処 下 (3) (幻狼FANTASIA NOVELS S 1-2)

中間管理職的苦労に悩まされるヤエトの姿がとても楽しいですが、それだけじゃなく、北嶺と帝国の歴史的秘密が見えてくる展開に興味を惹かれること請け合い!超オススメです!→上巻感想 / 下巻感想


普通の社会人であるこかげが、異世界の騒動に巻き込まれるお話。

wonder wonderful 上wonder wonderful 下

やさしさで涙する物語でした。あ、もう最高!王宮話やら恋愛要素やらも非常に楽しく、読み進めるにつれてゴロゴロ転がりまわりたくなること必至です!今年一番のオススメ!→感想 上/ 感想 下

なかのひと

Page Top