「それから、曲がりなりにも学者であるお前に、ブレインとして助言しておくけど」
『何だ?』
「幻想殺しについては、単に『原石』というカテゴリにまとめない方が良いけど。……詳細は分からんが、あれはきっと……われわれが考えているよりも、もっともっと面白いものだろう」
ひとつの話が十数ページと、ほんとに短いお話が二十二話収録されています。脇役やら新キャラが中心となって、お馬鹿なことやってたり、なんだかよくわからないことやってたり、ちょっといい話だったり、そんなショートショート集でした。っていうか、ここでもインデックスは出てこないのね……
とあるお話のワンシーンを切り出したみたいな感じが続いてたので、はじめはつまらなかったんですが、「原石」なるお話が、チラチラ見え初めて、あらゆる所でキーワードになってくると、だんだん面白くなってきましたね。今後の長編の伏線になるんでしょうけど、さて、どうなるのかなと興味津々。
ちなみに一番好きなお話は、御坂パパのお話です。「世界に足りないものを示す」仕事とは、これほどのものか。たった一言で他人の人生を変えてしまうところは、とても良かったけど、逆のこともできるんだろうなあと思うと、空恐ろしくもなる。ともあれ、家族のために怒れるパパさんの今後の活躍にすごい期待したいです。
さりげなく当麻父と遭遇してたりするんだけど、この二人も共闘するのかしら。それとも……?
とある魔術の禁書目録SS 2 (2) (電撃文庫 か 12-18)
鎌池 和馬
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