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[夏海公司] 葉桜が来た夏(2) 星祭のロンド

「おまえが俺を守るって言うなら俺の身体だけじゃない、俺の正義も守ってくれ。おまえならそれができるだろ」

身体能力と科学技術に優れた異性人・アポストリと人間が、居留区の中で『共棲』するシステムにより、政治家の父を持つ学と、アポストリの評議長の姪・葉桜が『共棲』するボーイミーツガールの第二弾。今回は、居留区の外へ出た二人の前に、アポストリを憎むアポストリの少女・星祭と、彼女を狙うハンターが現れて、というお話。

ああ、やばい!葉桜がすっごいかわいい!
先日の事件を共に乗り越えたことで距離が近くなったと思ってたのに、学がどうにも朴念仁だから、ツンと拗ねてしまう姿がたまりません。そのくせ、新たに現れた星祭のことが気になって、学に「ストレートと癖毛どっちがいい?」なんて聞いてしまうんですから、ああ、もうニヤニヤがとまりません。

その星祭ですが、学の父に連絡を取りたいといいながら、学たちを巻き込みたくないと言って何も話さない態度には、どうにも煮え切らないものがあったんですが、物事から逃げ続けていた姿勢が、最後の学の言葉に繋がるんだからやってくれる。
今回本当に学が格好よかったなあ。これまで、政治の世界からは一歩引いていたというか、興味を持たなかった学ですが、あそこまでシャープな政治感覚を見せてくれるとは思いませんでした。一気に株上昇中です。

一方の葉桜は、学の護衛任務中心になっちゃってるのがちと不満。まあ、驚異的な能力を誇るハンターやら、陸自までが乗り出してくるから仕方ないところではあるんだけど、できれば学のように、政治的視線を見せてくれるとうれしいかな。日本政府の内部に内通者がいる可能性があり、一方のアポストリも一枚岩でないことが見えてきました。まだまだトラブルは続いていくでしょうけれど、学と葉桜がいい意味で橋渡しになってくれたらと、そう願いたくなります。続きがとても楽しみ。

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