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彼女は戦争妖精(6) / 嬉野秋彦

「このままで — ずっと今のままでいられるのかな?」

普通の高校生である宮本伊織が、妖精と妖精を従える「鞘の王」たちが繰り広げる「ウォーライク」に巻き込まれるシリーズの第六弾。このままでいたいという伊織たちの願いを壊すかのように、イソウドが介入して、ミンストレルと対峙することになって……というお話です。

これまで一度も登場していないはずの男を巡って、ロードやミンストレルなど、多くの人が動き回ってるなあ。でもたしかにどんな鍵をもっているのかは大いに気になるところです。いまだ行方をくらましていますが、ロードのみならずミンストレルが動き出したとしたら、さてどうなることか。

伊織たちは、楽園を目指すよりも平和を願っていて、他のロードたちも同じような思いを持っていることが見受けられましたが、それはやはり愛する人たちを失う恐怖があるんでしょうね。あの伊織でさえも、だもんなあ。割り切って動くことが出来るといっても、やはりミンストレルの力を目の当たりにしたら、絶望は抑えきれず。あのとき吐き出すことが出来なかったらと思うとゾッとします。

でも平和というのはどうしたって束の間でしか無く。

イソウドのワガママが他のミンストレルを動かし、そして見極めとして動き出したら……嘘も重ねていけば本当になるのかしら。それとも、本当にクリスは……まだまだ謎めいたことが多いですが、もう平穏なときは無くなることは間違いないでしょう。あまりにも強大なものに手をかけてしまったのですから。

ここからいったいどうなっていくのか、不安がいっぱいです。

彼女は戦争妖精6 (ファミ通文庫) - 嬉野 秋彦

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