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バカとテストと召喚獣(8) / 井上堅ニ

「おい明久!正直に答えろ!お前、まさか……」
「な、なにかな?」
「姫路と、一緒に暮らしていたりしないだろうな……!」

テストの点数に応じて、召喚獣の強さと序列が決まる学園で、最下位クラスF組に集う、おバカな者たちが繰り広げる学園コメディシリーズの第八弾。ご両親が不在でひとりでいるのは危険ということで、姫路さんが吉井家で暮らすことに……というお話し。

やばいやばい。超ニヤニヤする。明久と一緒に過ごせることを嬉しく思う姫路さんの行動が可愛くて可愛くて。まあ、明久の布団の匂いをかいじゃうあたりは、ヒロインらしからぬアレですが、寝顔を見ては幸せそうに笑顔になったり、一緒に行った買い物で新婚さんと言われて頬を染めたり、と楽しそうで何よりです。肝心の明久は、異端査問会にビクビクしてましたけどね。いや、まさか秘密を知った雄二が、まさか積極的に隠蔽工作を手伝ってくれるとは……その後の転身ぶりが何とも言えないです、このふたり。息が合いすぎ。

それにしても、二学期になってようやく試召戦争が動き出したというのに、まさか初めの戦いが、明久と雄二にとってここまで絶体絶命になるとは思わなかった。敵しかいねえ。その発端は、敵クラスの策……と言えるか分からないけれど、そこから始まる伝言ゲーム模様に笑いが止まらなかった。異常なまでに広がっていったのは、もしかして、という思いがあったからですよね。しっかし、こんなに男と男や女装話で盛り上がるお話しもないよなあ……。

試召戦争模様も良かったけれど、一番良かったのは、姫路さんの頑張りが見られたことです。噂を本気にして色仕掛けするとか楽しいことしてくれて、そして最後に……さて、明久はあれをどう解釈するのか楽しみですね。

ところで、バカテスのあとがきの面白さは、異常だと思います。本編より面白、げふんげふん。

バカとテストと召喚獣8 (ファミ通文庫) - 井上 堅二

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