Home > ライトノベル > 鋼鉄の暗黒兎騎士 / 舞阪洸

鋼鉄の暗黒兎騎士 / 舞阪洸

「あれから、もう十年になろうっていうのに……。なかなか忘れられないものね」
「無理して覚えとくことでもないが、無理して忘れることでもないさ」
「あんた……ときどき鋭いこと言うわね」
「おいおい、あたいはご主人さまより、ずっと長く生きてるんだぜ?」

女性のみで構成される伝統と格式ある「白兎騎士団」の過去話を中心に描く短編集。

  • ガブリエラの過去を描く「鋼鉄の暗黒兎騎士」「天翔ける黒き翼の娘
  • ディレイが暗殺者だったころの「わたしが死んだ日
  • アフレアが自動人形のマスターになった幼き日「必ずあたしが戻してあげる
  • 武者修行の旅に出ていたヨーコが白兎騎士団のアルゴラに挑む「初めての出会い ヨーコ編 / アルゴラ編
  • アスカとその姉妹の暗殺者模様を描く「梟亭の三姉妹
  • ジアンが入学した学校は名門女子高だった……「超おまけ的白兎女学院剣騒記(序章)

+おまけ漫画が収録されています。

過去話ってのは興味深いことがいろいろあって面白いんだけど、どれもこれも短いので物足りないなー。ガブリエラの子供の頃の話は、今の作戦に通じるものがあったりして、なるほどと思わされたりするんだけど、サクっと終わってしまうからなあ。

一番、頭の中が?になったのは、ディレイの過去話かな。貧乏が故に、兄と暗殺の仕事を引き受けていた頃の話で、最後の大仕事でミスをするんだけど、その時に助かったのは……いまいちわからない。気まぐれといえばそれまでなんだけど、兄の壮絶な最後があっただけに、受け入れてしまうディレイも……と、いろいろモヤモヤさせられました。

まあ、でもいろいろと遊びな感じがあるのは楽しいですよね。白兎が騎士団ではなく、女学院だったら……という「超おまけ的白兎女学院剣騒記(序章)」は、面白く思ったけど、やってることは騎士団と変わらないので、あれれと思いつつ、ニヤニヤしました。序章ってことは……続きあるのかしら?

鋼鉄の暗黒兎騎士 (ファミ通文庫 ま 1-2-1) - 舞阪 洸

鋼鉄の暗黒兎騎士 (ファミ通文庫 ま 1-2-1)
舞阪 洸

エンターブレイン(文庫)
Amazon | bk1


関連エントリー
[舞阪洸][鋼鉄の白兎騎士団][ファミ通文庫][ライトノベル]

Home > ライトノベル > 鋼鉄の暗黒兎騎士 / 舞阪洸

Trackback:0

TrackBack URL for this entry
http://www.booklines.net/mt/mt-tb-t.cgi/3476
Listed below are links to weblogs that reference
鋼鉄の暗黒兎騎士 / 舞阪洸 from booklines.net

Comment:0

Comment Form
Remember personal info

Home > ライトノベル > 鋼鉄の暗黒兎騎士 / 舞阪洸

Search
お気に入り

異形の王子と毒を吐く少女の恋の物語

4048700588

他人を寄せつけぬ毒を載せた言葉を吐いていた少女が、王子と伝承と出会ったことで、信じる思いを紡ぐようになる、その祈るような思いに涙しました。懐かしき人たちとの再会もまた素敵。→感想


それは血の繋がらない家族の物語。

4048700480

大きな山や谷があるようなお話しではないんだけれど、クセのある七人のきょうだいが共に暮らすその家には、じんわり温かい家庭がありました。それぞれ抱えているものはあるけれど、この家族ならきっと支え合いながら乗り越えてくれると信じてる→感想


それは「夢利き」が語る人の夢の物語。

夢の上(1) 翠輝晶・蒼輝晶 多崎礼

最高傑作級!辛くとも好きな人と共に歩める幸せ、あるいは人の夢に乗る幸せと切なさ。独立しながら、リンクする物語は、温かさに、人を想う気持ちに満ちあふれて、胸が熱くなる。人が人と出会うことの素晴らしさは、時に眩しくもあり、切なくもなるんだなと思いました。→感想


江戸時代。新たな暦を作る偉業を成し遂げた渋川春海の物語。

天地明察

最高傑作!碁打ちであり、算術家でもある男が、打ちのめされ挫折して挫折して挫折して、でも夢を忘れられず、立ち向かう姿に、どれほど興奮させられたか、泣かされたことか!さりげなく描かれる恋も素晴らしく、読み終わりたくないとこれほど思った作品はありません。 → 感想


左遷された北嶺で隠居生活を堪能しようとした史官ヤエトの前に、皇女が太守としてやってくるお話。

翼の帰る処 上 (1) (幻狼FANTASIA NOVELS S 1-1)翼の帰る処 下 (3) (幻狼FANTASIA NOVELS S 1-2)

中間管理職的苦労に悩まされるヤエトの姿がとても楽しいですが、それだけじゃなく、北嶺と帝国の歴史的秘密が見えてくる展開に興味を惹かれること請け合い!超オススメです!→上巻感想 / 下巻感想


普通の社会人であるこかげが、異世界の騒動に巻き込まれるお話。

wonder wonderful 上wonder wonderful 下

やさしさで涙する物語でした。あ、もう最高!王宮話やら恋愛要素やらも非常に楽しく、読み進めるにつれてゴロゴロ転がりまわりたくなること必至です!今年一番のオススメ!→感想 上/ 感想 下

なかのひと

Page Top