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[神崎リン] イチゴ色禁区 1. 夏の鳥居のむこうがわ

日本の神社や寺のほとんどは玉城一族が管理している。それは霊の通る「道」を整備するためだ。今回、佐瀬波神社の近辺で霊のとおりが遅いという報告があり、道を塞いでいるイサマト―いわゆる妖怪を除去すべく、正樹と従妹の亜美は派遣された。
ところが現場に行って様子が違うことがわかった。道を塞いでいるのは妖怪ではなく、神様だったのだ。しかも小さな女の子にしか見えない縁結びの神様は、記憶を失っており……

なぜ神様が記憶喪失になったのかを追う退魔物語……というとミステリーな感じですが、ほとんどがギャグな一人語りで進んでいく展開ですね。文章としては「さよならトロイメライ」な感じ。こういったノリは結構好き。ただ、クセがあるので、好き嫌い分かれるかもしれませんね。

22歳の幼馴染の許婚や11歳の従妹、同じ年ぐらいの記憶喪失の神様等、みな正樹に対して好意を持っているけれど、本人はあまり気づいていないというお約束。正樹と共に行動する亜美の素直になれない気持ちと、子供っぽい拗ね方がとても可愛い。

亜美とコンビを組まざるを得ない正樹の暗い過去については、ところどころに臭わせるものがあるものの、はっきりしません。このあたりは退魔の能力と関係があるんでしょうけれど、戦いに重点がおかれていないせいか、能力がいまいちわかりにくいので、もう少し説明がほしかったかな。

最後の結末というか決着は、ちょっと強引かなと思わなくもなかったけど、なかなかよかったです。事件が解決したようで、実はきな臭さがいろいろ残っているので、次が楽しみですね。
第10回スニーカー大賞<奨励賞>受賞作。

イチゴ色禁区 1.夏の鳥居のむこうがわ - 神崎 リン

イチゴ色禁区 1.夏の鳥居のむこうがわ
神崎 リン

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イチゴ色禁区1 夏の鳥居のむこうがわ 神崎リン 角川スニーカー文庫 from ねれの巣 2006-09-03 (日) 19:03
うん、なかなか面白い。第10回スニーカー大賞 奨励賞受賞作です。小さい女の子とや
イチゴ色禁区 from Alles ist im Wandel 2006-09-04 (月) 02:55
平行異世界が舞台? と思わざるを得ないかなり無理のある設定や、 深みを出そうとして失敗している表現など、 これでシリーズ展開させる角川スニーカーにある意味乾杯。
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