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[雪乃紗衣] 彩雲国物語 藍より出でて青

秀麗たちが茶州で過ごす三篇のお話です。

王都上陸!龍蓮台風
お馬鹿な行動が多いのでお笑いキャラと認識していたものの、「光降る碧の大地」などで仲間を思う気持ちが前面に出されてて、個人的に見直しモードに入ってた龍蓮の話。
そうか、方向性は違うけど黎深系なのか。家柄と才能ゆえに定められた道を行かざるを得ない龍蓮が得た友人に、実は少し振り回されている姿がとっても印象的でした。
こんな仲間がいたら、たしかに頼りたくもなるし、力になってあげたいよね。
またまた龍蓮の好感度アップです。

初恋成就大疾走!
さっさと春姫と初夜を迎えろと英姫に言われて慌てふためく剋洵の話。
大事に思うからこそゆっくりと着実に仲を進めたい剋洵の気持ちはよくわかりますが、落ち込むと際限ないですね。
清純に見える春姫が、世間知らずゆえに明け透けな言葉を連発するところで笑いまくり。
さりげなく紫凛の想い人の話とかも出てきたりと、やっぱ恋愛話はおもしろい。

心の友へ藍を込めて 龍蓮的州都の歩き方
龍蓮の案内で、秀麗と影月、香鈴がお出かけする茶州での最後の休日の話。
龍蓮の案内ってことで、まあちょっと妙なところにいくわけですが、実は深い理由があったりするところでニヤリ。ますます龍蓮の株が上がりました。
行く先々で牧州の人たちの温かさに触れて、なんとなく感動。

面白くて、哀しくて、最後に感動させられる腕前は、短編でも魅せてくれます。
茶州編・影月編を補完する形ですが、思いもよらぬ裏話があったりします。本編に続いて、気になる動きをする縹家とか、秀麗と葉の会話とか、これからどう語られていくのか気になる部分もちらほら。
貴陽へ戻ってからどんな展開が待ち受けているのか、今から楽しみでなりません。

彩雲国物語 藍より出でて青 - 雪乃 紗衣
彩雲国物語 藍より出でて青
雪乃 紗衣

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