彩雲国きっての名家・紅家のお嬢様である秀麗。だけど、家計は火の車。
米の飯なんて滅多に食べれず、麦飯で何とか生き延びる毎日。
そこへ持ち込まれた仕事の依頼。
「男色の噂で名高いダメ王子の教育係として後宮に入ってほしい。」
身の危険はない。だけど、後宮に入るなんて……
とはいえ、金額に引かれて思わず引き受けてしまう。
困った王様と秀麗先生の奇妙な奇妙な物語。
いや、これは面白い。ほんとに面白い。
あらすじだけだと無茶苦茶な設定ですが、きちんと説明されていてリアルだ。
なるほど、これなら名家でも貧乏だし、それでいて王様の教育係に任命もされるだろう。
もちろんそれだけじゃ面白くない。
当然のごとく巻き込まれることになる事件。
ただ、それを秀麗に気づかれぬよう王と周りの者たちが懸命に解決する姿は、読んでいて微笑ましいし気持ちいい。
これはかなりあたりな物語かもしれない。
続編を読むべし。
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雪乃紗衣 / 彩雲国物語シリーズ一覧
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