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[岩井恭平] ムシウタbug 4th.夢並ぶ箱舟

亜梨子の友人の恵那と大介がデートする―「夢閉ざされる塔」
摩理宛の招待状を受けた大介たちを待ち受けていたのは―「夢並ぶ箱舟」
優しい魔法使いと呼ばれた虫憑き―「夢守る魔法使い」
者と物を繋ぐ鍛冶人、宗近が亜梨子の装備を作る事になり―「夢つなぐ温もり」
四編からなる短編集。

何といっても「夢守る魔法使い」が最高です。何をやってもダメだった少女が、虫の力を魔法と信じて人々を救おうとする展開。
ある一面から見て正しいと思うことでも、角度が異なれば別の見方が出てくるとはいえ、皮肉な話ですよね。それだけにあの決意を止めることは誰にもできないと思います。

―キミは〝虫〟をなんだと思う?

この答えを出せる人はいるのでしょうか。あまりにも切ないラストが心に響きます。短編ながらムシウタ節全開のシリアスストーリィでした。こういった雰囲気は大好きです。

ムシウタbugシリーズでは、摩理が重要な位置にいますが、その謎がほんの少しだけ明かされた「夢並ぶ箱舟」も見逃せません。何をしたいのかはわかりませんが、亜梨子への影響を考えると、亜梨子と摩理(モルフォチョウ)の関係がシリアスになっていきそうな気がします。
しかしまあ、すれ違いというのは定番だけど、重要なときに大介がいないんだよなあ。

個人的には職人気質の宗近が大好きなんで、今後も出してほしいけど難しいかしら。

ムシウタbug 4th. 夢並ぶ箱船 -
ムシウタbug 4th. 夢並ぶ箱船
岩井 恭平

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岩井恭平

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