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[岩井恭平] ムシウタ bug 3rd. 夢狙う花園

摩理ことを聞きたい。
摩理の従兄と名乗る春祈代の言葉に戸惑いながら話す亜梨子。
そんな彼女に彼は言う。
「よく分かった。― お前が、あいつに関して何も知らないってことがな」
親友である摩理についてそう言われることほど屈辱的なことはない。
監視役である"かっこう"こと大介がいない間に動き出した亜梨子の前に現れたのは、
代理の監視役、戦闘力では"かっこう"に匹敵する"霞王"だった……。

虫憑きの親友が亡くなってから、モルフォチョウが憑くようになった亜梨子。
自分の知らない間に周りが動き出す。自分のことなのに周りだけが知っている。
もどかしく思いながらも前へ進む亜梨子と、彼女を監視しつつ守る大介。
短編という制限の中でも収められるその姿勢はたまらなくいい味出してる。
もちろん、それ以外の場面も。

「あなたはどうして、虫憑きを生むの?」
「夢を喰らうのに、理由が要るのかしら?」

そんな理由で失った友人。そんな理由で増える苦しむ人々。
とめることができるのか。

「あなたをぶっ殺す日を、楽しみにしてマス」
自らの名を取り戻すための決意。新たな取引。新たな契約。

それらがどうなるのかは本編で知らされる。
リンクされる物語がまた深くて……。いいったらありゃしない。

もうひとつの、そして始まりの「ムシウタ」bug シリーズ第三弾。

ムシウタbug 3rd. 夢狙う花園 - 岩井 恭平
ムシウタbug 3rd. 夢狙う花園
岩井 恭平

角川書店(文庫)
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ムシウタbug 3rd. 夢狙う花園 岩井 恭平 書き下ろしが・・・・・!! 内容(「BOOK」データベースより) 親友・摩理の死後、...

Comment:1

稲穂 2005-10-31 (月) 21:48

もう出てたんですか!!
さっそく買わなくちゃ。明日の道中のお供はこれに決定です~

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