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[岩井恭平] 消閑の挑戦者 3 ロスト・エリュシオン

小槙の従姉妹いるるは、合学科と呼ばれるあらゆるジャンルを合わせた学問を
学ぶスペシャリストだった。
そんな彼女がある研究のためにウォリスランドへ呼び出された。
小槙と春野は彼女のお手伝いとして共に旅立つ。
だがそこで行われていた研究は、脳をいじり、人を超えた存在「超人」を
作り出すというものだった……。

人の脳をいじる。それは許されるべきか、許されざるべきか。
感情よりも理論を、理論よりも感情を。常に問われる問題だと思う。
それが悪いことと思えない小槙。
だが出会った友人、初めてといってもいい友人の笑顔に隠された裏側を見てどう思ったか。
「超飛躍」すら超える存在との戦い。
さらなる成長を遂げる小槙とそれを追いかける春野。
能力が有る/無いの書き方が前作よりもうまくなっているので、非常に感情移入しやすい。
個人的にはもうちょっと春野にもがんばって欲しいなあ。
本作で張られたと思われる伏線らしきものが、次なる作品にどう繋がるのか。
興味が尽きないシリーズ第三弾。

消閑の挑戦者3 ロスト・エリュシオン - 岩井 恭平
消閑の挑戦者3 ロスト・エリュシオン
岩井 恭平

角川書店(文庫)
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前作の感想: 消閑の挑戦者 2 永遠と変化の小箱

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