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[長谷敏司] 円環少女(サークリットガール)3 煉獄の虚神(下)

さよなら、せんせ。
楽しかったわ。

グレン・アザレイとの戦いを決意し、書置きを残して仁のもとを去ったメイゼル。 そんなメイゼルたち刻印魔導師を二百三人を集めた協会が目指すはグレン・アザレイ。 日本時間午前六時。怒号をあげて罪人たちは、グレン・アザレイへと殺到するが……

己が己であるためにと誇りを大事にする姿は素敵だけど、ここまで意識しているなら戻ろうよと門扉をはさんだ会話で痛烈に思いました。相手に向かいそうで向かわない心の動きが重苦しく歯がゆかったです。意地っ張りなんだから。

それにしても別れ、憎しみ、裏切り、嘲り、繋がりなど、これだけのものを詰め込んで、乱雑にならない展開と、敵でありながらまっすぐで魅力的な人物を書ききってくれたことはほんとすごかった。特に読んでいるこちらですら圧迫感を覚えるほどのスケールの大きい戦いはやられました。う~ん。面白い。
いろいろあったけれど暖かいものが残るラストにも大満足です。

個人的には少しだけ登場した歌姫エレオノールの今後の動向が気になりますね。
今後どう繋げていくんだろう。

円環少女 (3) 煉獄の虚神(下) - 長谷 敏司
円環少女 (3) 煉獄の虚神(下)
長谷 敏司

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