その者、一切の衣を纏わず金色の野に降り立つべし……
暴力を極端に嫌うぐーたらおちゃらけ王子のマヒロが、戦わずして敵を退けるかということに尽力を尽くす戦記ものシリーズの第四弾。今回は、次なる紋章を求めてマヒロ一行が、大国・ゼピルム共和国へ向かったら、反政府ゲリラにマヒロが拉致されて……というお話。
まさかのゼンラーマン再び!
登場シーンでは、思わず笑ってしまいましたが、同じ土俵での戦いが始まったところには、笑いがひきつってしまいました。正直それはどうかと……。
そのあたりは見なかったことにするとして、非常に印象的だったのは、民主主義である共和国へマヒロが憧憬のような感情を抱いていたことでしょうか。 生まれながらにして背負うものが大きいからこその思いは、普段の明るさを知るだけに、やるせないものがある。
でも、そんな共和国でさえ、紋章という過ぎたる力を欲するし、決してきれいごとだけで成り立っているわけではないことが見えるところが、とても現実だなあ。
マヒロや大統領の拉致から始まる一連の出来事の糸を裏で引いていたのは誰か。
ならば、今回勝ったのは……というあたり、もやもやしたものが残ります。
ひとまず紋章は手にしたわけですが、かの力の大きさと紋章が投げかけてきた「試練」は、大きな謎となってきましたね。
今回まるで動きが見えなかったグランマーセナル帝国側は、最後にちらっと出てきて、なにやら怪しい動きを見せていたので、次はマヒロたちと衝突することになりそうですね。どんな戦いが繰り広げられるのか気になるばかりです。
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